tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

東京パラリンピックボランティアからダイバーシティーを考えた

東京オリンピックまで半年を切り、だんだん近づいてきた。

開催決定までにも都民の中でも賛否両論、そして開催に向けての準備段階では経費負担問題や交通渋滞対策、テロ対策などいろいろ課題はあるが、半世紀に一度といわれる国際大会(平和の祭典)が生きている間に我が国日本で開催されるのはうれしい。

 

1964年の東京大会がきっかけで、高度経済成長が加速し高速道路、新幹線、ダム建設などに代表される日本のインフラが整備された。

2020年大会は、オリンピック憲章にある平和な社会の実現もとより、世界の人々に2030年までの目標であるSDG(持続可能な開発目標)実現への弾みをつける大会になることを期待している。(もしまた日本にオリンピックが誘致された場合に後世の人にあの大会は、「・・・だった」と後世に語り継がれる大会にしたい)

私もその思いがあって、東京パラリンピックのボランティアリーダーに応募した。

 それを機に、一念発起して手話を再学習(今をさかのぼること数十年前に学んだ記憶はある)を始めた。

 昨年は、NHK手話ニュースEテレNHKみんなの手話を視聴した。

 (昨年後半からは、消音で視聴)

 今年は、5月から自治体の手話講習会に参加予定。1年間じっくり学んで、パラリンピックやその後の地域活動にいかせたらと思っている。

 

 大会を成功に導く最大の力は、人の心の持ちようだと思う。

特に、パラリンピックでは、世界中からいろいろな障害を持ちながら自分の限界に挑む選手や大会関係者、観客、そしてボランティアの方などが訪れる。

普段まち中で、日常生活で周りになかなか理解してもらえず、心身ともに苦労をされている方がいる。

障害といっても、身体、知的、発達、認知症、精神、聴覚、視覚などいろいろある。さらに、視覚障害でも、全盲色弱弱視、視野欠損など、症状の種類や程度によりここに違う。聴覚障害でも、中途失聴、難聴などがある。

 見かけだけでは、判断できないことも多く、どういう対応をしていけばいいのか難しい。

そこで、コミュニケーションが役立つ。

まずは、多様性を前提に、気づく力、対話力、配慮(対応の仕方)が重要。 コミュニケーション手段として、タブレットを使った筆談、ピクトグラム、多言語・手話アプリなどの活用など。質問方法も、 クローズドクエスチョン、オープンクエスチョンなどを使い分けて質問に答えやすい工夫をする。

 

 このオリンピックは、人類にとって多様性を認めユニバーサルデザインなまちをめざすための絶好の機会。

 私は、ボランティア活動を通じて、ダイバーシティーについて学んでいきたい。

これを機に、これまで以上に学校、企業、個人がユニバーサルデザインについて認識し、誰もが住みやすいまちの実現のためにできることから行動に移していこう。

 

LGBTは、3年B組、金八先生(今の若い世代は知らないかも・・)で初めてその存在を知った。

社会的認知度が高まると、差別を受けたり、受けるのではないかとなかなか声に出して公の場で言えなかった当人たちが、勇気を持って言える社会へと変わっていく。

現在では、職場ではmetoo,kutoo(女性のハイヒール)、働き方改革関連法案の施行で残業規制や同一労働同一賃金(正社員以外を対象)。

少し前ではお茶くみ、飲み会での一気飲み、飲み会への参加強要などがあったが、今では死語になりつつある。

 人の意識が変われば、社会(個々の集まり)は変わる。

今は、声を上げて表現す方法もたくさんある。デモやマスコミへの投稿だけでなく、SNSなどを活用して個人が全世界に訴えることもできる。

ネットモラルを守って、日常生活で不合理なことなどを発信していきたいと思っている。

  

(参考) 

NHK手話ニュース・動画 

●TOPICS|令和元年版障害者白書(全体版) - 内閣府

 

障がい者統計) 
身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2千人、精神障害者392万4千人となっている。
 人口1000人当たりの人数でみると、身体障害者は34人精神障害者は31人、知的障害者は9人となる。複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ7.4%が何らかの障害を有していることになる。