tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

風薫る皐月の家族箱根旅行

   都心では見ごろは過ぎた感があるが、箱根ではまだ盛りのつつじを見に行くため、安近短の箱根路へ2泊3日の箱根家族旅行を企画し実行した。天気が心配されたが、日ごろの行いが良かったのか?、運よく五月晴れに恵まれた。
まだ行楽シーズンではあるが、今年は10連休もあったので、それほど観光客も来ないのではと思っていたが・・。
  人ごみもまた楽しからずやという心境で、観光地につものの渋滞覚悟で、予定通り計画を実行した。
  目的は、日頃の疲れを温泉と料理のおもてなしで癒すこと、両親も齢を重ね足腰も弱ってきているので、今のうちに家族の思い出作り、つつじ鑑賞など。その時の様子を備忘録もかねて日記形式でまとめてみた。風薫る皐月の箱根観光の参考になれば幸い。

1日目:5月17日(金)快晴
AM9:00 家を出発ーAM10:00新宿発(ロマンスカー・スーパー箱根13号)ーAM11:09小田原ーAm11:19小田原ーAM11:34箱根湯本ーPM12:30箱根恩賜公園ー(徒歩)元箱根ー山のホテルーPM3:00元箱根ーPM3:30桃源台-PM3:50大涌谷ー(代行バス)PM4:10早雲山ーPM4:30宿舎
                                                            
 今日から2泊3日の家族旅行。昨日は子供の運動会ではないが、興奮してなかなか寝付けなかったのでちょっと寝不足。準備を整え、つつじと温泉と海の幸山の幸に出会えることを夢見ていざ出発。
 通勤時間帯のピークから外れているとはいえ電車は座れなかった。高田馬場でお菓子類を調達し新宿10:00発のロマンスカーはこね13号に乗車。
車内では、回転いすにまつわるテーブルのトラブルがあり、乗務員の方々にご迷惑をかけてしまった。気が付くとすでにロマンスカーは神奈川県に突入。さっそjく3日間の行程を復習した。予定通り小田原に到着し、トイレ休憩を挟んで予定していた箱根登山鉄道に乗車。                                                 箱根湯本から予定通り混雑を避けバスで元箱根を目指す迂回ルートを選択したが、それでもバス乗車待ちで約20分。順番待ちをして箱根町港直通の臨時バスに乗車した。ここは外国かと思うくらい、車内は外国語が飛び交っていた。運よく車内では座れ、約30分で箱根恩賜公園前バス停に到着。公園の展望台まではのぼりが続ききつかったが、頂上に着くと最高の景色がお出迎え。それがこれだ!!
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 しばし悠久の時の流れに身を任せ、芦ノ湖の対岸には、今日の最大の目的である山ホテルのつつじの彩花が垣間見えた。昼食をとって、元箱根港までは、箱根街道杉並木を散策し、約10分で元箱根港に到着。海賊船の時刻表を確認し、山のホテルの送迎バスでお持ちかねの約30種、3000株の彩花で見学客を魅了した。もとは三菱財閥の岩崎男爵の別邸だったところ。風光明媚で芦ノ湖の湖面の群青色と新緑と赤白黄色のつつじやしゃくなげのコントラストは筆舌につくし難い。それがこれだ!!
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 ゆっくり見学したかったが、時間が押していたのでホテルの送迎車で元箱根港まで急いで戻った。残念ながら、当初予定していたPM2:30の海賊船はタッチの差で出港してしまったので、夜のカラオケにそなえて、夜食とアルコール類を港の目の前にあるセブンイレブンで調達した。ありがたいことに、乗り遅れたおかげで、買い物ができた。捨てる神あれば拾う神あり。                                                                        30分の海賊船遊覧を満喫し、桃源台駅で、衝撃?の事実が発覚。大涌谷と早雲山の間が定期点検で運休中のため代行バスが運行。おかげで、大涌谷を見学できた。お約束の湯煙漂う大涌谷を背景に記念撮影をした。まさかこの写真が貴重な1枚になるとはこの時知る由もなかった・・。それがこれだ!!
大涌谷では観光バスが多く、駐車場待ちの車で渋滞。ここでも外国語が飛び交っていた。温泉文化がない国も多く、めずらしく映るのだろうか。平日の箱根は、東京の浅草寺と並ぶ外国人占有率が高いスポット。
  初日で疲れたので、見学もそこそこに帰路をいそいだ。早雲山から宿舎までは心臓破りのなだらかな長い坂を上り、約20分、Pm4:30に到着。温泉に入って、今日の疲れをいやし、すぐに夕食。この宿のディナーは期待を裏切らない質の高さ。その一部がこれだ!!
 
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  おなかが満たされほっとしたのか、部屋に帰ったらそのまま夢の中へいざなわれた。                                                                                                                                                     
  2日目:5月18日(土)曇り
    AM9:00宿ーAM9:21早雲山ーAM9:29公園上ーAM9:35強羅公園ーAM10:40強羅駅バス停ーAM10:50小涌園バス停(乗り継ぎ)ーAM11:10箱根神社入口バス停ーAM11:30箱根神社ーPM12:00元箱根港ーPM12:30桃源台ーPM12:50ホテル花月園(つつじまつり)ーPM1:30桃源台ーPM1:50大涌谷ーPM2:10早雲山ーPM2:30宿

 今日は疲れも取れ、小田急の箱根フリーパスを使って精力的に箱根観光をすることにした。朝風呂に入った後、宿舎周辺を散策したが山の天気は変わりやすいのか小雨がぱらついたため、すぐに中断。温泉に入り直し、朝食。まずは、温泉上がりの冷たい牛乳で生き返った。和洋から選べ、和食を選択。小田港でとれた今が旬のカマスを箱根で食べることができた。それがこれだ!

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 腹ごしらえをして、AM9:00いざ出発。早雲山駅舎は東京オリンピック前の完成を目指して改装中で、駅舎内は狭かった。ここでも、強羅方面からは多くの外国人に出会った。駅の警備の方に聞くと9割が外国籍の方とのこと。駅スタッフも外国語で道案内に対応していた。公園上駅から強羅駅まで強羅公園を見学しながら下っていくことにした。
(強羅公園見学の際、足腰に自信がない人は、公園下駅で降りないこと。)
 
 園内は深紅のつつじが色鮮やかで今が見頃。青い噴水と新緑とつつじをはじめとした彩花のコントラストは筆舌に尽くしがたい。それがこれだ! 

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 温室で熱帯植物を見たり、園内のいたるところで彩花と写真を撮り、公園を抜けて強羅駅に向かった。強羅駅からほとんど待ち時間なく、小涌園でバスを乗り継ぎ、箱根神社入口まで行った。ここから約20分、芦ノ湖湖畔の遊歩道を散策し、箱根神社の名所の1つ、湖畔に浮かぶ鳥居の前に到着。外国人には神秘(COOL)に感じるのか、鳥居の前の岩場に撮影の順番待ちの長蛇の列ができていた。そこから200段の急階段を上ると、目の前に本堂が現れた。ここで旅の無事を祈った。その後、来た道を元箱根港まで戻り、セブンイレブンで昼食を購入し海賊船の中で昼食。船内で芦ノ湖の新緑を背景に食べる昼食はまた格別なり。約30分の遊覧が終わり桃源台に到着した。ホテル花月園つつじ祭りをの見学するため桃源台からバスで南温泉荘下車。目に新緑と彩花が飛び込んできた。鶯の鳴き声も加わり、これぞ癒しスポット。人も少なく、快適な空間にしばし酔いしれた。静かな環境で、つつじの饗宴を楽しみたい方にはおすすめ。それがこれだ!!
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 しばし昼寝をしていたかったが、交通渋滞に巻き込まれたくなかったので、後ろ髪引かれる思いで先を急いだ。帰りは、桃源台まで、遊歩道(下り)で戻った。森林浴に最適で途中、鶯の鳴き声に疲れも吹っ飛んだ。
 15分ほどで、芦ノ湖が眼下に広がり感動!!猪苗代スキー場や富士山頂から見た湖が眼下に広がる光景を思い出した。そんなことを思いながら、あっという間に桃源台駅に到着。いい意味で予想を裏切り、まだロープウェイはすいていた。
 上空から、今歩いてきた新緑鮮やかな道を眺めながら、景色は大涌谷の殺伐とした景色へと変化。気のせいか、噴煙が激しいいなと感じていた。それがこれだ!!
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 大涌谷で降りて、家族旅行最後の大涌谷を観光し、記念撮影をした。まさに神のみぞ知る立ち入り禁止前の貴重な写真になるとはこの時知る由もなかった。
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 昨日同様、早雲山行きの代行バスに乗り換え、無食事まで時間事に宿へ戻った。温泉につかり今日の旅行の疲れをいやした。夕食まで時間があったので昼寝するつもりだったが、テレビをつけると、女子体操のNHK杯(世界選手権の代表選考)を中継しており、緊張感の中にも洗練された演技にくぎ付けとなり、気が付くと夕食の時間になった。昨日同様、家族一同、豪勢な食事に大満足。
 お腹が満たされ、恒例のカラオケで、季節の彩花やご当地ソング(ひなげしの花、赤いスイートピー、はなみずき、常連の滝、渡良瀬橋いい日旅立ち青葉城恋唄など・・)で盛り上がりお開き。ストレス解消し、疲れもピークに達したのか、すぐに夢の中にいざなわれた。

 
 日目:5月18日(土)曇り
    AM9:00宿ーAM9:21早雲山ーAM9:40強羅駅ーAM10:15箱根湯本駅ーAM10:40箱根ーPM12:00元箱根港ーPM12:30桃源台ーPM12:50ホテル花月園(つつじまつり)ーPM1:30桃源台ーPM1:50大涌谷ーPM2:10早雲山ーPM2:30宿
 
 昨日は羽目を外して楽しんだせいか、気分爽快!
 朝ぶろに入って目が覚めると、外はどんよりとした天気。雨も降っていたので、散歩はやめ、部屋のテレビをつけた。
 すると、箱根山の噴火警報レベルをレベル2「火口周辺警報」に引き上げるニュースが目に飛び込んでいた。朝からびっくり仰天。
  
 日曜日なので帰りの電車が混雑する前に、早めに宿を出発することにした。日頃の行いがいいのか雨は止み、電車も座ることができ箱根湯本までは時刻表通りに到着。駅を降りると、外界は小雨だった。駅周辺を散策する予定を変更して、箱根町役場に隣接する箱根町立郷土資料館に立ち寄った。
館内は人がまばらで、天候に左右されず旅の総括として、箱根の歴史や名産品などを中心に学習した。
箱根温泉が「七湯」であった江戸時代から、現在の「十七湯」となるまでの歴史をたどった。湯治場から温泉観光地への変遷や、道路や交通機関の整備の過程など学んだ。過去から現代までの過程を知り箱根への愛着がわいた。
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 箱根の歴史に思いをはせていたら雨が止んでいたのでこれから訪れる小田原の基礎を気付いた北条5代のお墓がある早雲寺まで、上り坂を15分ほど歩いた。
お墓の近くに箱根の歴史ツアーの一団に出くわし、北条氏の解説をしていたので隣で聞き入ってしまった。今度は小田原の歴史について学べた。
ここから、温泉街を通って箱根湯本駅に戻ってきたのはPM12:45分。お昼の時間帯だが、すでに体力を使い果たしていたので、当初予定していた小田原港に行くことは断念。
小田原駅に行き、干物のお土産を購入してから、食事処を探したが、昼時なのかどこも行列の順番待ち。
せっかく来たので海鮮丼の有名な店に並ぶことにした。30分待ったかいがあり、美味しい海鮮丼を味わえた。
お腹が満たされ、小田原始発の電車に座り、帰りの小田急線は夢の中へ・・。箱根旅行のシーンが走馬灯のように蘇ってきたのは言うまでもない。

【注】 
 2019年5月19日午前2時15分に気象庁箱根山の噴火警報レベルをレベル2「火口周辺警報」に引き上げたことに伴い、終日立入を規制となった。箱根旅行に行かれる方は、最新情報を確認!
 
【参考】
★ 箱根ナビ