tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

投資のすすめ

 下世話ではあるが、同情するなら・・、の切れ目が縁の切れ目など、先立つものはとくれば「お金」。人生においてなくてはならないものだろう。
 チャップリンも人生に必要なのは勇気と 想像力と 少々のお金と言っている。
 
 しかし、不況もトンネルに入ってなかなかトンネルから抜け出せず、企業は自己防衛策として賃下げ、リストラ、生産拠点の海外移転、新卒採用の抑制など経費削減に余念がない。
 働くものの地位が不安定となり(若者は正社員として就職する機会が奪わ門前払いされている)、生活が厳しく生活保護費の増大、高齢化に伴う社会保障費の増大など国の予算を圧迫し、国債発行残高(国の借金)も増えている。
 これ以上、子孫に借金のつけを残すわけにもいかず、政府は景気左右されない安定財源として消費税導入に踏み切った。
 また、景気対策として、日銀の金融緩和政策や公共投資などアベノミクスといわれるけ危機対策が打ち出されている。
 大衆が景気が良くなったと実感す(信じ)れば消費が伸びそれに伴い生産も活発になって給料も増え・・と好循環に入り景気が回復していくが、信じなければ消費を控え、貯蓄が増えて物が売れず給料の下がりますます消費せず景気がよくならない。

 銀行に貯金していても、金融緩和で金利が低くお金はほとんど増えない。給料もカットと収入源が減れば当然生活にも大きな影響を与える。
 そうなると、家計を守るため消費を減らす。おそらく一番減らしやすいのは食費。栄養が偏ると健康を害してしまい、最後は働けなくなって給料は減るは医療費もかかり冒頭のトンネルへと悪循環に陥る。
 景気回復は、国家間でも協調しながらあらゆる政策を講じ、国民を信じ込ませる(景気回復を期待させる)ことが重要となる。
 そこは、政府やブレーンに任せるとして、我々庶民ができる自己防衛策としては生活するために先立つものをキープする必要があるがどうするか。
 給与売上収入がなかなか増やせず、銀行預金金利が低い中では、お金を運用して働いてもらうしかない。そこで、投資に注目が集まる。
 
 そこで株式投資投資信託国債、預金(国内は金利が低いので外貨預金)、債券取得などが挙がる。
 中にはパチンコ、競馬、競輪、競艇、宝クジ、懸賞などのギャンブルで稼いだり、ネットオークション、金券ショップで換金などで稼ぐ方もいるかもしれないが、ギャンブルは期待値が低く損をする確率が高い。余談だが、この中では競馬外資版期待値が高いのかもしれない。
 話を戻し、積極的にオーナー(購入者)が関与できる投資としては株式購入と外貨預金だろう。もちろん手数料や税金はかかるが、人任せにせず自分の判断で売買できる。
 
 どちらも、安い株価や購入通貨に対し円高状態で買い、高株価、円安状態で売れば収入が増える。
 この判断は、永遠の課題だが、政治経済社会状況を勘案した過去の統計(傾向)や新規事業などいろいろな要素を踏まえ研究する必要がある。
 
 とはいえ、株価は、投資家(株主)の売買で成り立っているので、景気が良くても売り注文が増えれば、株価は下がり、買い注文が増えれば株価は上がる。
 ということは、自分がどう思うかではなく、株主全体ががどう考えるかで、株価が変動するのでたとえるなら美人投票に似ている。
 今まで株で儲ける・・など株式にまつわる色々な著作が出ているが、ギャンブルと同じく必ず儲かる方法はない。
 しかし、会社の業績を判断する材料として新聞やHPで会社四季報で紹介されており、数値化された指標も掲載されている。
 PER(株価総額÷純利益)、投資家の期待を表すPBR(株価総額÷自己資本)、配当利回り(1株当たりの配当金÷株価×100%)、配当性向(1株当たり配当金÷1株当たり利益×100%)など。
 ただし、会社の思惑で無理して配当をしていたり、土地などを売って特別利益が増えてその年だけ純利益が上がるなど数値に騙されることもあるのでもっと細かく企業分析をする必要があり、
 会計の基礎である損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書のみ方は理解できたほうが、会社の業績判断をする上で大いに役立つ。
 先日、図書館でたまたま手に取ったのが「右脳でわかる株式投資力トレーニング」という本。簡単な解説の後、クイズを解き楽しみながら指標の読み方などが学べる。
 実例をもとにして、企業判断をする上で指標からその企業の実態の大枠をつかむヒントが満載。100Pたらずなので電車の中でも気軽に読めるのでので脳トレにもなりとてもお勧め!
 株の魅力は、お金儲けのためだけではなく、企業のオーナーになることで、企業を資金面で応援し、企業の発展に寄与することで、生産拡大、利益の増加、給料の上昇、消費拡大と景気拡大に貢献できることは忘れないでほしい。
  
(用語)
PER:20倍前後が平均。10倍以下だと激安。
PBR:1倍割れはこれから伸びる要素があ李株価が上昇する可能性がある。
配当利回り:株価が下がれば配当利回りは上がる。市場の1%~2%以上になれば割安株。
純利益=経常利益(営業利益+営業外利益-営業外費用)+特別利益-特別損益-税金
 
 
投資クイズ (ぜひ挑戦してみて!)