tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

頭がいいとはどういうこと?

 以前、ブログで「地頭力を鍛える(細谷 功著)」を紹介した。
 その中で、頭がいい人とは、3種類に分類できるとあった。
 ①記憶力がよく何でも知っている物知り
 ②対人感性が高く人の気持ちを瞬時に察知して行動できる(機転が利く)人
 ③考える力が高い地頭力が高い人

 職業で例えると①クイズ王など②コメディアン・司会者など③数学者・プロ 棋士などだそうだ。

 漢字1文字で表すと①知②情③理、陳腐化するかは①する②しない③しない
 5W1Hで表すと①WHAT(なに)②HOW(どうやって)③WHY(なぜ)思考とのこと。

 どうすれば鍛えられるかは、①暗記型勉強②人間関係でもまれる③問題解決 のトレーニングで、パソコンによる代替性は①利く②利かない③一部利く(論理性)で、汎用性(つぶしが利くか)は①低い②高い③高い とのこと。
 
③の地頭力についてはこの本を読むか、または前回のブログを読んでいただくとして、頭がよくなりたいので、①及び②について考えてみた。

 ①は、受験勉強やTVのクイズ番組や雑学の本などで継続して学習すれば、比較的、即効性はある。成果も目に見えて現れるので、努力が報われやすいだろう。ただし、今は、頭に記憶しなくても、グーグルなどインターネットで簡単に調べられるので物知りであるメリットが以前よりなくなってきた。
 こと仕事となるとあまり重要視されなくなってきている。

 それでも、クイズ番組や博識番組がなくならないのは、知的好奇心はだれでも持っており、知らないより知っているほうが人生は何倍も豊かになり、楽しみも増えるのは事実だろう。
 
 ちょっと脱線するが、クイズ番組も以前は視聴者舎参加型の番組がたくさんあったが、今は、キー局では、アタック25ぐらいだろうか。
 子どものころ、アメリカ横断ウルトラクイズを見ていて、大人になったら予選を突破して、アメリカ大陸の地を踏むぞ!と意気込んでいたことを思い出した。そのせいか、ビデオにとって何回も見ていたので、いつの間にか、問題と解答を覚えて、他のクイズ番組で類似問題が出たときに答えれると、物知りになった用で気分がよかったことを覚えている。
 また、あのクイズは、当時まだ庶民には海外旅行が憧れだった時代だと思うのだが、アメリカの知られざる魅力をしり、地理にも詳しくなった。
 よく、アメリカ50州のクイズが出ていたので、いつの間にか全州の位置と場所を覚えていた。
 また、アップダウンクイズやクイズハンターなど一般庶民も参加できて問題もマニアックではなかったので、いつかは出てみたいと思っていたが、視聴率や不景気で協賛企業が減ったせいなのか、いつのまにかTVから姿を消した。

 一時期、タレントの小遣い稼ぎ(?)と思うようなクイズ番組が流行ったが、最近は、また知的好奇心をくすぐるような番組が増えているのでよかったと思っている。

●お勧めクイズ系番組
①系:Qさま、アタック25 平成教育委員会 
③系:クイズ雑学王世界一受けたい授業、試してガッテン、世界不思議発見笑点(お勧め!)、天才ガリレオ脳研(お勧め!)、
学べるクイズショー【池上彰氏が講師(特番のみ)】

*頭を少し刺激するのにちょうどいい番組かな。


②は、今までブームとなっているお笑い番組に象徴されるだろう。レッドカーペットなど、3月一杯で打ち切りの番組も出てきている。ここにきて視聴率が落ちてきたからか。お笑いブームもかげりが見え始めたのかもしれない・・。
 
 明石さんま、島田伸介、クリームシチューの上田などは、②の機転の利くタイプだろう。彼らは、芸能界の荒波(人間関係)にもまれながら苦労してきているので、今の地位を築いている。人を動かす力などビジネス(特に営業や接客業など)では必須の能力だろう。場数を踏まないと、すぐには身につかない能力なので、長く生き残っている芸能人(お笑い含む)は、優れた才能の持ち主に違いない。
 特に最近のお笑いタレントは、勢いだけのものはすぐに市場から去っていくことになる。あえて名前は挙げないが、TVを見ていればおのずと淘汰されている。
 最近のお笑いタレントは、高学歴化しており、それと関連性があるのかはわからないが、教養や知的好奇心を刺激する、②の機転の利いた落ちがあって、とても楽しめる。
 
友近爆笑問題に始まり、M1の決勝に残るようなお笑いタレントは、②のレベルが高い。ボケと突っ込みの間合いや、話のスピード感、だれもがわかるネタや意外性のある落ちなど、話術の参考になる。楽しそうに漫才をしているが、おそらく、発表時間の何十倍もの時間をかけて、ネタ集め、シナリオ作り
、練習をしているのだろう。
 機転と頭の回転の速さを持ち合わせているお笑いタレントが、将来司会業に移行していくのは、自明の理なのかもしれない。
 時期ゴールデンのクイズ番組などの司会候補は誰だろうか。そう考えると、お笑いタレントに対して違う見方で楽しめる。
 仕事で疲れたときなど、お笑いを聴いて、元気をもらえている。笑いは、一服の清涼剤であると共に、これなくして人間の精神は重圧に耐えかねて壊れてしまうだろう。笑いを治療や元気回復のために取り入れている病院や企業も多い。度が過ぎない程度の笑い(ジョーク、駄洒落)は、職場の緊張した雰囲気を和ませ、職場の潤滑油になって人間家計がよくなり仕事も効率化も図れると思う。

●お勧めの本(お笑い系)
サラリーマン川柳」 職場や家庭など身近な話題で、単純に笑えて面白い。
 http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

生協の白石さん」 ユーモアにはユーモアで対抗。あの回答は見習いたい。

「必笑小ばなしのテクニック(米原万里)」 お笑いネタを分析していて、勉強になる。

【関連ブログ】
 http://blogs.yahoo.co.jp/tomohappiest/51671313.html