tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

4年ぶりの家族箱根旅行(皐月編)

今まで、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限等で人込みが想定されるイベントなどへの外出を控えていたが、ゴールデンウィークが明け、日本人観光客のピークが過ぎるとともに、2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に変更となり、ほぼインフルエンザと同等の扱いとなり、マスクの着用も個人の判断となったのを機に、満を持して4年ぶりに箱根旅行を決行した。


都心では見ごろは過ぎた感があるが、箱根の高地では山つつじが見ごろで、安近短の箱根路へ2泊3日の箱根家族旅行を企画し実行した。天気が心配されたが、日ごろの行いが良かったのか?、今回の箱根家族旅行も運よく五月晴れに恵まれた。
まだ行楽シーズンではあるが、9連休も可能だったため、休み疲れ?で、それほど観光客はいないのではと思っていたが、日本の観光地ではあるが外国に来たのかと錯覚するほど外国人旅行者が大半を占めていた。インバウンド復活を実感した。
 人ごみもまた楽しからずやという心境で、観光地につものの渋滞覚悟で、予定通り計画を実行した。
 目的は、温泉と料理のおもてなしで日頃の疲れを癒すこと、コロナ化で宿泊旅行を控えていたので家族の思い出作りと趣味である彩花巡りと絶景を堪能できる縦走登山。その時の様子を備忘録もかねて日記形式でまとめた。風薫る皐月の箱根観光の参考になれば幸い。


1日目:5月11日(木)曇
AM6:00家を出発-AM6:50新宿発-AM8:30小田原-AM9:00小田原-AM9:10箱根湯本-AM9:40強羅(541M)-AM10:20早雲山(750M)-AM10:10大涌谷(1046M)-AM11:00姥子(878M)-PM12:00ホテル花月園-PM12:21桃源台行バスーPM12:40桃源台港(741M)(海賊船)-PM1:10箱根町港-PM1:30箱根恩賜公園-(徒歩)-PM2:20箱根神社-(徒歩)-PM2:40元箱根港(海賊船)-PM3:10元箱根-PM3:30桃源台(741M)-PM4:00早雲山(750M)-PM4:30宿舎                                                            
 今日から2泊3日の家族旅行。昨日は子供の運動会ではないが、興奮してなかなか寝付けなかったのでちょっと寝不足。準備を整え、4年ぶりとなる今回の箱根家族旅行も、つつじと温泉と海の幸山の幸に出会えることを夢見ていざ出発。
 通勤時間帯のため電車は座れなかった。お菓子類を調達し、新宿から急行で最初の目的地小田原に向け出発。始発のため座ることができ、この旅行の行程について確認したり、ガイドブックを読むなどして過ごした。
 小田原駅に着くと神奈川旅行支援第2弾で小田原から3日間の箱根フリーパスを購入するため、改札を出て迷わず小田急旅行案内所を目指した。すでに外国人旅行客の先約がいたが、10分ほど待って無事フリーパスを購入。特典として、神奈川県内の指定店舗で使用できる2000円分のチケットもゲットした。荷物にならないよう最終日に小田原で使用する予定。
 小田急の箱根フリーパスを使って箱根湯本から登山電車に揺られ、しばし箱根山の自然(特に新緑)を堪能。6月になると紫陽花が咲き誇り、季節に応じて車窓からも箱根の自然を堪能できると車内アナウンスしていた。


 終点の強羅から約10分間の高低差200Mを登るケーブルカーで、ロープウェイの始発駅である早雲山駅を目指した。新緑とともに紅色が鮮やかな山つつじが目を楽しませてくれた。

早雲山からロープウェイで空中散歩を楽しんだ。大涌谷に近づくにつれ、硫黄の香りと水蒸気ガスがお出迎えし、箱根は火山帯であり温泉の名所であることを実感した。

 大涌谷で降車すると、観光バスなどできた外国人旅行客、日本の高校生ら修学旅行生?、高齢夫婦、家族旅行客など老若男女でごった返していた。ここで記念写真撮影時以外はマスクを着用した。お約束の記念碑前などで観光客同士で写真を撮影しあった。

 しばし自然の雄大さに浸りながら、次の目的地であるホテル花月園のつつじの園の最寄り駅である姥子駅を目指した。
姥子駅から道に迷い方角を誤って歩いていることに途中で気づき遠回りしたが、無事、つつじの園にお昼前に到着。
お腹がすいたので、花より団子でまずは腹ごしらえ。周りを見渡すと、見ごろのつつじの花園が我々をお出迎えしてくれた。

 


家族旅行の思い出をの1ページを飾るため、記念撮影はもとよりビデオ撮影もした。

ここでゆっくり過ごしたかったがこの後の予定もあるので、後ろ髪ひかれる思いでここから箱根登山バスで桃源台(遊覧船の停車駅)を目指した。
約10分で桃源台駅に到着し、幸運なことに遊覧船の出発時刻に間一髪乗船できた。約30分、甲板上から芦ノ湖の絶景を堪能した。甲板上は外国人客でほぼ占められで、アジアだけでなく欧米、南米など世界中の言語が飛び交っていた。
東京オリパラのボランティア活動は新型コロナウイルス感染拡大のため不完全燃焼だったが、ボランティア活動の服装が目をひいたのか船上でにわか箱根ガイドとなり国際交流をしあっという間に箱根町港に到着。

ここから、バスで箱根恩賜公園に向かい、降車後、展望台まで丘を越え行こうよ(^^♪)を口ずさみながら急坂を歩いた。

 展望広場につくと芦ノ湖を見渡せる絶景とともに、所狭しと東京から絶景を描きに来ている学生たちに出会った。芦ノ湖の絶景は絵心のある人には、モデルとして申し分ないのだろう。皆思い思いに絵を描いていた。

 

 帰りは、200段降りて(実際一歩一歩、階段を数えながら降りた)、箱根の名所である杉並木を歩き、元箱根から箱根神社までは湖畔を見渡しながら遊歩道を散策した。
箱根神社の参道から神社まで急階段が待ち構えていた。かなり歩いてきたので足がきつかったが、無事、神社に到着し家族旅行がいい思い出となり帰宅できること、日常生活の復活、世界平和への道筋(来週はG7広島サミット開催)を願った。

*恩賜箱根公園の前身は、明治19年1886年)に造られた箱根離宮(箱根塔ヶ島離宮)とその庭園。大正12年(1923年)の関東大震災昭和5年(1930年)の北伊豆地震などの影響でその規模が縮小されたのち、昭和20年(1945年)、神奈川県に下賜され、翌年から県立公園として一般に公開。現在では、歴史の名残と芦ノ湖、箱根外輪山、富士山などの眺望を楽しめる名勝地として人々に愛される公園となっている。

 帰りに、外国人旅行客の人気撮影スポットである芦ノ湖に浮かぶ箱根神社鳥居に立ち寄ると周りから拍手喝さいが起こった。プロポーズがを制して抱き合っている外国人カップルへの祝福の拍手だった。幸せのおすそ分けをいただいた。

 元箱根港から遊覧船で桃源台、ロープウェイで箱根の乗り物を満喫しながら外国人旅行客と交流し、あっという間に早雲山駅に到着。
疲れた足をケアするため、早雲山駅にできた新スポットの足湯を体験し、血行が良くなり足が軽くなって気力体力が回復できた。宿舎までは心臓破りのなだらかな長い坂を上り、約20分で宿舎に到着。温泉に入って、今日の疲れを癒しすぐに夕食。この宿のディナーは期待を裏切らない質の高さ。

 

 万歩計を見ると2万歩超えしていた。今日の行程を語りながらディナーをおいしくいただけた。

ディナー後、4年ぶりにカラオケを2時間貸し切りで家族水入らずで楽しんだ。

 おなかが満たされカラオケで体力を使い果たし、部屋に帰ったらそのまま夢の中へいざなわれた。
 2日目:5月12日(金)晴
 AM8:10宿出発-AM8:24早雲山(750M)ーAM8:40強羅(541M)-AM9:10明神が岳登山口-AM11:20明神が岳山頂(1169M)-PM12:00明神が岳出発ーPM2:00矢倉沢峠(867M)-PM2:30矢倉沢峠登山口(665M)-PM2:50仙石原(650M)-PM3:10強羅公園西門(611M)-PM3:40公園下(574M)-PM3:50早雲山(750M)ーPM4:20宿


今朝、朝4時に目覚め、部屋から外を眺めると、今日登山する明神が岳から連なる尾根が眼前に広がった。
ホテルのロビーで新聞に目を通し世の中の情報収集(東京では昨日午後、落雷があったことを新聞で初めて知った・・)しつつ、天気予報で今日の箱根町の天候を確認した。
午後から大気が不安定になり雲が広がるようだが、雨に降られることなく登山できるかは神のみぞ知る(日頃の行いしだいか?)だが、今日の最大の目標は、無事、怪我無く下山して宿舎に戻ること。
水、サングラス、帽子、長袖の上着、食料(チョコレート含む)折りたたみ傘、財布、スマートフォンなど、出発前の事前準備を入念に行った。
昨日の疲れと体のケアを兼ねて、一番風呂につかり昨日の疲れも取れ、朝風呂に入った後、宿舎周辺を散策し山つつじや大涌谷温泉の絶景を堪能した。AM7:30から朝食。和洋から選べ、今日は洋食を選択。
牛乳やトマトジュースで栄養補給をし、しっかりと朝食をとった。

 腹ごしらえをして、AM8:10に宿舎を出発。
 AM8:24発の始発で早雲山駅から強羅駅までケーブルカーで下った。金曜日(平日)だからか乗客は数えるほどで貸し切り状態だった。
強羅駅から、明神が岳登山口まで、急降下して国道138号線に出てから、登山口に向け登り、約20分で明神が岳登山口に到着。十分ウォーミングアップとなった。
 AM9:20分登山開始。杖を2本使って、ゆっくり歩を進めた。以前同じ道を登山したのは3月末で所々に雪が残っていて歩きづらかったが、今回は新緑に覆われ所々に山つつじが咲き誇り鳥のなき後も響きわたり疲れをいやしてくれたおかげで、登山しやすかった。


 時間が早いのか山頂方面から下ってくる登山者には一人しか出会わなかった。歩くこと2時間過ぎると、視野が開け尾根に出た。すると、小田原の市街地なども見渡すことができた。

休憩しつつ2時間30分かけて、山頂に正午近くに到着。
すでに数組、金時山方面から縦走してきた先客がいた。お昼時なので、昼食をとりながら談笑していた。
遮るものがない見晴らし最高の山頂で、仙石原市街や大涌谷などの絶景を見ながらの昼食は格別。周りに遮るものがなく風が強いことが多いのだが、幸運なことに風もなく快適に過ごせた。

登山者どおしで写真撮影をしあいながら、お約束の明神が岳山頂(1169M)掲示をバックに記念撮影し家族旅行の記念になった。

 

正午過ぎに、山頂を出発。しばらくの間、新緑や大涌谷の絶景を見渡せる絶景の尾根歩きが続き、その後、下りの急勾配に入り足元に注意しながらゆっくり進んだ。
これからしばらく尾根沿いにいくつかの山を越えるため、アップダウンを繰り返し、杉林や新緑に囲まれたり、日当たり良好の笹の道だったりと景色の変化もあり楽しめた。
所々で前方に聳え立つ金時山(金太郎伝説で有名な山)の雄姿を拝むことができた。

この時季はなかなか難しいが、運がいいと雪化粧した富士山の雄姿を拝むこともできる。残念ながら今回は拝めなかったが、時々雷の音が遠くで鳴っていたが、直射日光のもと尾根歩きができてよかった。気が付くと顔が日焼けしていた。

 矢倉沢峠(867M)に到着すると、眼前に金時山(1212M)が聳え立ち、山頂から下山してくる登山客に出会った。

 ここから、金時山を目指す気力体力と時間がなかったので、仙石原を目指して30分ほど下り仙石原の別荘地域を通過すると国道138号線に出て、10分ほど歩き仙石バス停に到着。5分程待つと強羅公園に行くバスが到着。
当初、明日行く予定だったが天気予報では明日雨の確率が高いので、今日見学することにした。
公園内の散策は、公園上駅から公園下駅までケーブルカー1駅を下るので体力消耗している体には優しくありがたかった。(強羅公園見学の際、足腰に自信がない人は、公園下駅で降りないこと。上強羅(美術館)から入園することをお勧めする!)

箱根箱根フリーパスでは入園無料で、ここでも山つつじが咲き誇り、彩花を堪能できた。温室で熱帯植物を見たり、園内のいたるところで彩花と写真を撮った。青い噴水と新緑とつつじをはじめとした彩花のコントラストは筆舌に尽くしがたい。

強羅駅からケーブルカーで早雲山駅に行き、新駅舎とともにできた足湯スポットで足の疲れを癒したおかげで、宿舎まで上り坂は警戒に足が進んだ。

温泉宿舎について温泉につかり今日の旅行の疲れをいやした。スマートフォンのアプリを見ると、今日は20KM近く歩いていた。おかげで、お腹もすいていたのでディナーを心行くまで堪能した。昨日同様、家族一同、豪勢な食事に大満足。


その後、4年ぶりのカラオケで、季節の彩花やご当地ソング(赤いスイートピー、はなみずき、常連の滝、渡良瀬橋いい日旅立ち青葉城恋唄など・・)で盛り上がりお開き。ストレス解消し、疲れもピークに達したのか、すぐに夢の中いざなわれた。
採点システムで80点越えを目指したが、高低差やこぶしが苦手のようだ。演歌や民謡などを練習すると点数が上がるのかな?試しにものまねで歌ってみたら80点代後半だった。次回来た時は、90点越えをしてリベンジすることを目標とすることに決めた。
部屋に戻ると、心地よい疲れとともに日頃のストレスも発散したからか、すぐに夢の中へいざなわれた。夢の中で、金時山の雄姿と大涌谷の湯煙、深紅のやまつつじが出てきたことは言うまでもない・・。


 3日目:5月13日(土)雨
    AM8:25宿出発-AM8:44早雲山-AM9:10強羅駅-AM9:40箱根湯本駅-AM10:00小田原駅-AM10:40小田原発-PM12:20新宿駅-PM13:40-PM14:20帰宅
 
 昨日は、万歩計で2万歩超で、山登りと縦走で疲れたせいか熟睡し気分爽快!
 朝一番乗りで誰もいない朝風呂に入って目を覚ました。外はどんよりとした天気で今にも雨が降りそうだったが、朝食をおいしくいただくため、宿舎周辺を散策した。
 この辺りは、大涌谷硫化水素ガスの影響で枯れ木もあるが、谷を隔てると新緑が目に眩しく小鳥のさえずりが響き自然の恵みに癒された。 

 ホテルに帰り温泉入浴してから各新聞日刊に目を通した後、AM7:30から朝食。今日は和食を選択。今が旬のあじを箱根で食べることができた。それがこれだ!

 

 食後帰りの準備をして、宿舎を出発。天気予報通り、雨が降ってきたが、折りたたみ傘を持参しており事なきを得た。当初から天候が心配されたがこの家族旅行初めての傘使用が最終日のみで幸運だった。
 雨にも誘われ、当初予定していた小田原観光をパスして、小田原駅で干し物やかまぼこなどの名産のお土産を購入(神奈川旅行支援のクーポン使用)して一路新宿へ向け出発。小田原始発のため通痛電車ではなく、帰りの渋滞に巻き込まれずほっとしたのか電車の心地よい揺れにも誘われしばし夢の中へいざなわれた。夢の中でこの旅行で堪能した秘密の花園(つつじ園の彩花)、明神が岳山頂からの絶景、縦走中の変化のある景色など箱根旅行のシーンが走馬灯のように蘇ってきたのは言うまでもない。
 
 新宿駅について、地元に戻ってきたと実感。高島屋で母の日のプレゼント(香水)を探してから、期間限定イベントの北海道展に寄ってちょっと遅い昼食【道産子ラーメン】を食べようと思ったが長蛇の列で断念。
 おかげで、雨が激しくなる前に無事帰宅。箱根の自然と乗り物を満喫した皐月家族旅行だった。

 

【注】2019年5月19日午前2時15分に気象庁箱根山の噴火警報レベルをレベル2「火口周辺警報」に引き上げたことに伴い、終日立入を規制となり、いまだに大涌谷周辺の入山は規制されている。箱根旅行に行かれる方は、最新情報を確認!
 
【参考】

★ 過去の私の箱根家族旅行ブログ↓↓↓
tomohappiest.hatenablog.jp

★ 箱根ナビ
★ 箱根町役場HP

★   箱根恩賜公園

★ 箱根町立郷土資料館