tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

紅葉の箱根路へ(家族旅行)

 紅葉前線が山から徐々に里まちに降りてくるこの時期を見越して、2泊3日で箱根・小田原家族旅行を企画し実行した。天気が心配されたが、日ごろの行いが良かったのか?、運よく秋晴れに恵まれた。
行楽シーズンではあったが、土日を避ければ大丈夫と踏んでいたが・・。人ごみもまた楽しからずやという心境で、紅葉狩りを楽しめた。
今回の目的は、日ごろの疲れを癒すこと、紅葉狩り、富士見登山、海の幸とお城を堪能できる小田原観光。その時の様子を備忘録もかねて日記形式でまとめてみた。今後の箱根・小田原観光の参考になれば幸い
 
1日目:11月13日(木)快晴(強風)
AM6:30家を出発ーAM7:27新宿発(ロマンスカー)ーAM9:50早雲山ーAM10:30大涌谷ーPM12:40桃源台ーPM1:20箱根町ーPM2:00元箱根ーPM2:15甘酒茶屋ーPM2:50元箱根ーPM3:10箱根町ーPM3:30桃源台ーPM4:00早雲山ーPM4:20宿
 
今日から2泊3日の家族旅行。昨日は子供の運動会ではないが、興奮してなかなか寝付けなかったのでちょっと寝不足。準備を整え、紅葉を拝めることを祈りつついざ出発。
朝早いにもかかわらずサラリーマンの朝はさらに早いのか電車には座れなかった。今日の石段歩きの準備体操がてら高田馬場から歩き、新宿7:27発のロマンスカーはこね3号に乗車。
車内で朝食を取った後、この3日間の行程を復習した。ところが予定より9分遅れて箱根湯本に到着のため、予定していた登山鉄道には乗車できなかった・・。
 
登山電車とケーブルカーを乗り継ぎ、早雲山にAM10:00に到着。まだ紅葉満開とはいかなかったが、外界とは違い、山々は薄化粧していた。荷物を宿舎に預け、身軽ないでだちになった。
当初は最後に大涌谷に寄る予定だったが、30分に1本の海賊船に間に合わないため、急遽行きに大涌谷を見学することに予定変更した。
まだ時間が早いにもかかわらず、すでに大勢の観光客でにぎわっていた。ただ、強風のためじっと立っているのもつらかったが、ここからくっきりと雪に覆われた雄大な富士山を拝むことができ感動!!
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7年寿命が延びるといわれるお約束の温泉卵(5個いり500円也)を購入し富士山をバックにいただいた。卵を食べて元気回復したところで、強風の大涌谷を後にしロープウェイで桃源台を目指した。空中散歩をしながら、芦ノ湖周辺の紅葉を心置きなく眺めているとあっという間に、桃源台駅に到着。

海賊船の出向まで時間があったが、すでに受付は長蛇の列。どこからともなく観光客が大集合。よく見ると年配者や外国人観光客が大半を占めていた。
円安の影響もあるのだろうか?甲板は強風で寒かったので船内でじっとして、車窓からの紅葉を愛でた。
40分ほどで箱根町項に到着。通常ならこの後、元箱根に出向するのだが、強風のため、箱根町と桃源台の往復のみに航路が変更となり、箱根町からバスで元箱根を目指した。たいした距離ではなかったが道路が渋滞していて思わぬ時間ロス。
何とか予定していた、40分に1本の甘酒茶屋方面行きのバスに間に合った。(バスが出発直前に滑り込みセーフ)
甘酒茶屋まではヘアピンカーブの連続でジェットコースターに乗っていると錯覚するほど何度も体が放り出されそうになった。甘酒茶屋からは石段の道を登った。足元がぐらつきとても歩きづらかった。
 
一説によると、わざと歩きづらくして各藩の財政出費を促したとのこと。心臓破りの坂が終わったと思ったら、今度はくだりが芦ノ湖までづっと続く。途中何度も足をすくわれそうになりながらも、下りはあっという間で40分ほどで元箱根に戻ってきた。
ちょうど石段道が終わるところにバス停があり、元箱根港の1つ前のバス停から乗車できた。これが幸運で、元箱根港から乗車する大勢の観光客が乗り込んでくる前に座ることができた。
帰りも箱根町から海賊船で桃源台に戻りロープウェイで宿のある早雲山に帰ってすぐに温泉に・・と思っていたが、機械故障?強風?のため、大涌谷止まり。臨時代行バスで早雲山に戻ってきた。もうすでに時刻はPM4:30。何とか暗くなる前に宿に戻ってきたが、もうすでに日は落ちかけ標高が高いこの辺は肌寒く体が冷え切っていた。すぐに温泉に浸かり今日の疲れを癒した。
夕食は、豪華な洋食。お腹もすいていたので、とてもおいしかった。
朝早く疲れが出たのか、PM9:00就寝・・。

2日目:11月14日(金)快晴
AM8:40宿ーAM9:05早雲山ーAM9:15上強羅ーAM9:20強羅公園ーAM9:45箱根美術館前ーAM10:30金時神社ーPM12:30金時山山頂ーPM2:50長安寺ーPM3:20仙石案内所ーPM4:00箱根美術館前ーPM4:15上強羅ーPM4:25早雲山ーPM4:45宿
 
今日は金時山登山。富士山の雄姿が拝めるか、大きな期待感を心に秘めつつ、朝を迎えた。
疲れもすっかり取れ、朝風呂に入った後、宿舎周辺を散策した。すると朝日に映えた山肌は、薄化粧していて幻想的な風景が目に飛び込んできた。早起きは三文の得!!
朝食は和食を選択した。お腹がすいていたのかご飯をお替わりした。特にアジが美味だった。元気回復し、食後、登山準備をした。山の上の気候はさらに寒いのでウエアを着込み準備万端。
AM9:05発のケーブルカーで上強羅駅まで行き、金時神社方面のバスが来るまで30分近くあったので、近所の強羅公園内を散策した。ここは紅葉の名所としても知られ、朝早くから観光客も来ていた。庭園内の噴水と紅葉をバックに写真を撮った。
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なぜか美術館前には長蛇の列ができていた。後からわかったのだが、この美術館の庭園の紅葉を目当てに来ている方が多いそうだ。
定刻どおり、AM10:30、金時神社にバスが到着。もうすでに駐車場は他県ナンバーの車で埋め尽くされていた。神社でこの旅と登山の無事を祈った。そしていざ山頂へ出発。
何度か休憩を入れながらゆっくり2時間近くかけて登った。途中、杉林から広葉樹にかわると鳥の鳴き声が山肌にこだまし癒された。さらに登ると、大涌谷芦ノ湖や仙石原市内などが見渡せる絶景スポットがあり、何枚も写真を撮った。
そしてここから最後の急登。これでもかといわんばかりに岩登りに近いところもあったが、30分ほど上り続けると人の歓声が聞こえ、頂上が近いことがわかった。
そしてついに頂上にPM12:30に到着。期待していた富士山はというと・・それがこれだ~!!イメージ 4
 
何度か登頂したが、今回初めて天下の秀峰金時山をバックに富士山を拝むことができた。富士山を背景におにぎりを頬張り幸せ。秀峰富士をバックに記念写真を何枚も撮った。いい思い出の1ページになるだろう。
帰りは、途中から仙石原方面に向かう道を選択。明神ケ岳に通じる尾根道までは巻き道がなく直下降の道のため、足を滑らさないよう慎重に足を運んだ。
分岐点には、茶屋もありここで一休み。足の筋肉も消耗し始めたため、マッサージなど時間をかけて体のメンテナンスをした。
ここからは樹林帯の巻き道を歩いた。PM2:30に仙石原に到着。今朝の神奈川新聞で長安寺の紅葉が見ごろを迎えているとの記事が掲載されていたので、疲れた体に鞭打って寄り道した。境内付近の紅葉はこれだ!!
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仙石案内所から上強羅までのバスの中では夢の中へ・・。早雲山にはPM4:20に到着。宿舎に帰って温泉に入り生き返った。
夕食は洋食で、ホテルのディナー並みの豪華な食事だった。
食後、カラオケをして久しぶりに盛り上がった。疲れがたまっていたのか、部屋に帰るとそのまま夢の中へ・・。今日は富士山の雄姿が夢の中に出てきたのは言うまでもない。
 
3日目:11月15日(土)快晴
AM8:40宿出発ーAM9:05早雲山ーAM9:20強羅ーAM10:45小田原ーAM11:00小田原城ーPM12:30早川漁港ーPM1:30新鮮市場ーPM3:25箱根板橋ーPM5:10新宿ーPM4:50家
 
AM5:00に起床。年のせいなのか筋肉痛はまだ出なかった。新聞に目を通した後、今までの旅行を振り返り日記を書いた。その後、散歩をしてから温泉に浸かり朝食。
今日は週末で混雑が予想できるので、昨日と同じAM9:05発のケーブルカーに乗り、箱根を脱出し小田原に向かった。すれ違う電車内は人でごった返していた。早く出発して正解!
帰りの登山電車内は外国人観光客のスーツケースで埋め尽くされていた(笑)。
箱根は、海外でも有名な観光名所なのだろう。山あり温泉あり、そしてなんといっても世界文化遺産の富士山あり!!
今回の旅のキーワードは紅葉、温泉だったが、一番印象に残ったのは富士山の雄姿だった
ケーブルカーの高度が下がり下界に近づくにつれ肌の化粧も薄くなった。徐々に紅葉前線も山から町に降りてくるだろう。
箱根湯本の駅では、登山電車を待つ人でホームがごった返していた。それを尻目に、小田原行きのがらがら電車に乗り、箱根を一足先に脱出。
まさか休日に朝の通勤ラッシュ風景を見るとは・・。
小田原上まで10分ほど歩き、お城の中を見学。小田原は、大河ドラマ軍仕官兵衛で秀吉の小田原攻めが描かれた場所。天守閣から、北條氏を和議に導いた一夜城があったところや相模湾、大島などが見渡せ、海山川と紺碧の空が絶妙な筆舌に尽くしがたい景色を一望できた。まるで殿様になったような気分。
 
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今日、明日は小田原2DAYSマーチの開催日。すれ違う人のゼッケンを見ると長野など近県の人の参加も多い。それだけ小田原は見所が多い町なのだろう。場内は武士の仮装姿の人などでイベントが開催されていた。
城外を出て、早川漁港まで25分ほど高級住宅街を闊歩した。漁港が近づくにつれ車の数が増えてきた。
予想通り、食堂は大行列。しばし、お土産の干物を物色し、金目鯛やエボ鯛やアジの干物を購入。PM1:30になり、すいてきたところを見計らって海鮮市場の食堂でお刺身セットを注文した。新鮮でおししかった。それがこれだ!
 
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お腹が満たされたところで、小田原港の海を見て潮風に当たって海を満喫してから帰宅。イメージ 6
帰りは小田原始発の電車で車内はすいていた。疲れがどっと出て、車内ではいつの間にか夢の中へいざなわれた
 
(参考)
★ 小田原城(歴史も学べる)