tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

避暑地の軽井沢に乾杯!

  梅雨が明けて、東京も暑い日が続き、そろそろ涼をとって、心身ともにリフレッシュしたいと思い、高速道路の渋滞を避け、お盆前の平日に家族旅行を実行した。今回の目的地は、避暑地として全国的にも有名な軽井沢。暑日の予報が出ている東京を後にして新緑に囲まれた高原道をサイクリングしている姿を思い描いていた。実際は・・。
 その時の様子を備忘録もかねて日記形式でまとめてみた。買う井沢旅行の際の参考になれば幸い。
  
8月4日(月) 晴れ
 AM7:00家ーAM7:40下落合駅ーAM7:50下落合バス停ーAM10:50軽井沢駅ーAM11:20旧軽井沢銀座(ショー祈念礼拝堂など見学)ーPM1:00旧碓氷峠遊歩道ーPM2:10旧碓氷峠(見晴らし台、熊野皇大神社)ーPM2:30峠の茶屋ーPM3:30旧碓氷峠遊歩道ーPM5:00宿泊所
 
 夏休み休暇をとって、2泊3日の軽井沢避暑地旅行に出かけた。
 日頃の行いがいいのか心配された天気も夏空に恵まれ、まさにうってつけの避暑地めぐり旅行となった。 今年もついている・・。
  予定どおり家をAM7:00に出発。なぜかいつも見慣れた通勤時間と同じ電車で(当然座れず・・)行くことになった。下落合バス停から高速バスに揺られ、心配された交通渋滞もひどくなく、途中上里SAで休憩して、予定より30分遅れで軽井沢駅に到着。
  SAでは、肌を突き刺すような夏の日差しがきつかったが、軽井沢は、湿度も低く気温も28℃と快適な気候。とても涼しく過ごしやすかった。
  駅前のコインロッカー(1日300円)に荷物を預け、ハイカーのような身軽な格好になった。周りを見渡すと親子連れでサイクリングしている人を多く見かけた。
  今日のお目当ての旧軽井沢銀座までは約1KMの道端には絵画や写真店や横川・軽井沢の駅表示を販売しているユニークなお店が多く、あっという間に旧軽井沢通り入口についた。
  ここからは人種のるつぼで、学生のテニス合宿姿の集団や年配の女性、若い女性同士など老若男女が思い思いにぶらり散歩していた。ちょうどお昼前で人通りも多くなってきたのか各店とも呼び込みに力が入っており、店の前は多くの人で賑わっていた。
  その中でも本物の蜂を酢づけにして展示しているは蜂蜜店やソフトクリーム屋、写真館は人だかりがすごかった。
 
  我々も面白そうな店をウィンドウショッピングしながらぶらり散歩し、帰りのお土産のヒントをもらった。
  銀座を抜けるとそこは教会だった。ショー記念礼拝堂で、旧軽井沢銀座商店街を通り抜けた木立の中に佇む木造の簡素なつくり。
 "軽井沢の父"と呼ばれる英国国教会聖公会)司祭A.C.ショー宣教師によって、明治28年に建てられ、軽井沢最初の教会建造物として建立されたとのこと。
  その中を見学し、さらに隣接する別荘にもお邪魔した。ここは、知る人ぞ知る軽井沢別荘第1号地で、避暑地発祥地である。
   ここから河原沿いのせせらぎ道を歩き見晴らし台まで徐々に高度を上げ登山道の入り口に到着。トイレ休憩してから、別荘街を小川のせせらぎを聞きながら歩いた。
  別荘がなくなったところから、道も細くなり河原沿いをしばらく徐々に高度を上げながら歩いた。山の中をヘヤピンカーブで進むので比較的平坦で歩きやすかった。
  しばらくすると、車道にぶつかりその上の歩道橋を渡って、けもの道をひたすら歩くと、山の頂上に出た。T字路を左に少し上ると、そこは絶景が待ち構える展望台。小公園になっていて、群馬県と長野県の県境の標識があり、そこで約10年ぶりに写真を撮った。
  しばらく上州の山々の絶景に浸りつつ、T字路をさらに下ると、熊野大社へ参拝した。ここの境内もちょうど群馬県と長野県の境界線上にありお賽銭箱も両県に1個づつ設置されていた。
この旅行の無事を祈り終えるとお腹も減ったので、旧碓氷峠名物の力もちを食べて疲労回復した。この店で、この近くに川の源泉があると教えていただき、ちょっと寄り道した。それがこれだ!!
 山葵田もあることから水がきれいなのだろう。思わず水を口に含んだ。
 帰りは、旧軽井沢銀座まで下るバスに乗って帰る予定だったが、すでにバス待ちで長蛇の列。いつ出発するかわからず、待っているくらいなら来た道を帰ろうという結論に達し、元来た道を区だった。行きよりも早く30分程度で下界に降りた。
 
 旧軽井沢銀座の写真館に立ち寄って、昔の街の様子や天皇皇后陛下の出会いの場となった軽井沢会テニスコートや軽井沢教会などに立ち寄った。
 そして、帝コーヒ店でソフトクリームをいただきながら(旧軽)銀ブラをした。
 軽井沢駅で荷物を受け取ってから、南軽井沢の宿舎まで、最後の試練が待っていた。軽井沢ゴルフ場と別荘街の間の日影道をひたすら40分近く歩いた。途中でカクテルを購入して、食後のカラオケタイムの楽しみにした。
 宿舎に到着してからすぐにお風呂に入って今日の疲れを癒し、すぐに夕食。箱根領と同様、食後はお待ちかねの?カラオケを楽しみつつお酒が入ったのでいつの間にか眠気が襲い、夢の中へ・・。旧軽井沢を満喫した一日だった。
    
 8月5日(火) 晴れ
  AM5:00起床(別荘地散歩)-AM7:30朝食-AM8:40宿泊所ーAM9:20中軽井沢(星野リゾート)ーAM9:40石の教会(内村鑑三記念堂)ーAM10:00ホテルブレストンコート(スイーツ博2014)ーAM10:20軽井沢高原教会ーAM10:40 野鳥の森(ピッキオ)ーPM1:00千ヶ滝入口ーPM2:00千ヶ滝ーPM2:40千ヶ滝入口ーPM3:20 三笠ホテルーPM3:50 雲場池ーPM5:00宿泊所
 
 朝5時起床。昨夜は疲れていたので熟睡し爽やかな朝を迎えた。ひと風呂浴びた後、宿泊所近くの南軽井沢の別荘地を散策した。まだ、訪れる所有者も少なくひっそりしており、蝉の声が響いていた。林に日差しが入り庭に生えた新緑?の苔が美しく、千と千尋の世界の光景が目の前に広がった。 気温も20℃前後と快適で、Tシャツ姿では少し肌寒いくらいだった。
 気分もさわやかになりお腹もすいたところで、朝食。今日も自転車でアクティブに動くので野菜バイキングや高原牛乳など体によさそうなものを食べご飯もお替りした。
 お腹も満たされ、自転車で宿泊所を出発。今日は、中軽井沢の観光スポットを回る予定。まずは、星のリゾートを目指した。宿泊所から、昨日歩いてきたゴルフ場わきの木陰道を通り、国道に出てからは日差しが強かったが、平たんな道を中軽井沢駅まで順調に進んだ。
 ところがここからはずっと緩やかな心臓破り?の上り坂。ギアを一番軽くしたが、漕いでも漕いでも先が長い。30分ほどでやっと星のリゾートに到着。すでに駐車場は観光客で埋め尽くされていた。
 しばし休憩し、今日の最初の目的地である石の教会の場所を確認し出発。距離は近かったが、さらに急な坂が待っていた。途中自転車を降りて転がす場所もあったが、石造りの建築物が目に飛び込んできた。
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 石造りの緩やかな階段を歩き教会入口を通ると内村鑑三資料館だった。
 彼の思想である「無教会」とは、教会のすべてを「無」にするという意味ではなく、教会とは制度が「無」くても、信仰が「無」くても祈りたい人が自由に集うことが出来る場所だと説き、この教会のコンセプトとなったようだ。
 この思想こそ「石の教会 内村鑑三記念堂」の礎となっている。
 次に、すぐそばのホテルブレストンコートでこの時季限定で行われるスイーツ博覧会を見学した。すでに軽井沢駅から送迎バスで訪れるお客で長蛇の列。いろいろなお菓子の展示があるのかと期待していたが、ホテル入り口だけであとはお菓子の販売。期待が高かっただけに・・。
 このホテルの所有する軽井沢高原教会は、日曜日にはミサやハープの演奏などのライブがあり、結婚式場としても人気がある。
 教会の前で記念写真を撮ってこの旅の無事を祈った。
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 星のリゾートの戻ると、まだ時間も早かったので、この施設に隣接する野鳥の森(ピッキオ)を見学した。すでに小学校の自由研究のために来たのか、子供たちの集団を何度か見かけた。
 野鳥にたくさん出会えるのかなと期待していたが、すでに気温も30℃近くに上昇し鳥も疲れてたまにしか聞こえなかった。園内の林といいつつ丘を登り足の筋肉痛もこたえてきたころに、視野が開けた。
 後ろを振り返ると、あの浅間山が目の前に雄大な姿をみせてくれた。それがこれだ!!
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 青空と浅間山コントラストが美しい景色を眺めて癒された後(野鳥や動物には出会えなかったが・・)、駐輪場そばで次の目的地である千ヶ滝までの道順を確認し、熱中症対策で水分補給を十分取って小休止してから自転車で千ヶ滝目指して出発した。
 ここからずっとなだらかな登りが続き(滝はたいてい高いところにあるので当然といえば当然だが・・)、距離が長く漕いでも漕いでも目的地は遠く、千ヶ滝入口に近づくにつれて勾配もきつくなり体力を奪われた。千ヶ滝入口に到着したころには、足の筋肉も使い果たし、これから先歩けるか不安がよぎった。
 そんな時、ちょうど滝から帰ってきた老夫婦が、滝は雄大で周辺は涼しく、鹿が水を飲みに来ていたと嬉しそうに我々に話してくれた。エールを受けて、ここまで来たら滝に行くぞという気分になり、モチベーションが上がった。
 滝まではアップダウンが少なく歩き安整備された道で、川のせせらぎにも助けられ快適なトレッキングだった。
 そしてゆっくり歩くこと30分程で千ヶ滝に到着。息をのむほどの光景に出合った。それがこれだ!!
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 しばし、滝つぼで疲れを癒してからちょっと遅い昼食。ここで食べたおにぎりがおいしかったのは言うまでもない・・。
 
 ここまで来た甲斐があった。
 今までの疲れもどこへやら、帰りは歩調も力強く、周りの景色を楽しむ余裕もできて高原気分を楽しみながら千ヶ滝入口に到着。
 ここから、軽井沢方面は今までの道をたどるためずっと下り坂。あっという間に軽井沢市内に到着。都心では35℃を超えているという報道もあって、ここ軽井沢も30℃まで気温が上昇。
 まで時間も午後2時を回ったところだったので、もうひと頑張りして「軽井沢の鹿鳴館」としてその名を馳せた国の重要文化財でもある旧三笠ホテルまで緩やかな上り坂を進んだ。
  旧三笠ホテルは観光バスなどの観光名所にもなっており大勢の団体客がいた。外は日差しが強く、館内も蒸し暑かった。入館料400円を払い、玄関前でホテルの建物をバックに写真を撮った。設計・施工が日本人の手による明治後期の純西洋式の木造ホテルで、明治・大正時代を築いた著名人が訪れ華やかな時代を彷彿させる雰囲気を味わいつつ、記念写真を撮って後にした。
帰りは快適に下ってきて軽井沢市内に戻ってきた。
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 まだ時間もあったので、秋の紅葉時にはとても美しい軽井沢三代名所の1つである雲場池(別名スワンレイク)の源泉である御善水に立ち寄った。ここは、ホテル鹿島ノ森の敷地内にあり小さな渓谷に湧き出る雲場池の水源。
 訪れる人も少なく、隠れた避暑スポット。ここから歩いて雲場池へも行けるそうだが、体力もなかったので、自転車で雲場池へ行った。観光スポットだけあり自転車で訪れる人が多いようで敷地いっぱいに駐輪していた。
 湖畔1周して20分ほどなので気軽な散歩コース。自転車をずっと漕いできて腰が痛かったので適度なリハビリ運動になった。今度来るときは、紅葉のときに訪れてみたいと思った。
 雲場池の近くに外国人墓地があるとガイドブックに載っていたので、歩いて行ってみることにした。ところがそれらしいものが見当たらず何度も同じような道を行ったり来たりしていた。
 途中何度か道を聞いてさまようこと30分で目的地に到着。軽井沢の発展に寄与していただいた方たちが眠る墓前で冥福を祈った。
 最後に、ガイドブックに載っていたホテル軽井沢エレガンスに併設された森のチャペルに行った。ところが今日は休館日で教会内は見ることができなかった。
 白亜の教会をバックに記念写真を撮って本日の行程を終了。
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  雲場池まで戻って宿舎までは自転車で昨日と同じ道をたどった。昨日とは打って変わり、木陰の中を風を切りながら颯爽と走り抜け20分ほどで宿舎に到着。
 すでに足の筋肉痛が出始めたので(まだまだ若い証拠か?)、お風呂で体をケアした。
 夕食時は、今日のサイクリングを振り返りながら話が弾み食も進んだ。食事の入れ替えのため、デザートはロビーの応接用ソファ―でいただき、胃袋も満たされたところで、昨日に続きカラオケを楽しんだ。
 今日は、軽井沢市内の名所をサイクリングして肉体的には疲れたが、渋滞知らずで軽井沢の観光スポットを堪能した1日だった。
 
 
8月6日(水) 晴れ
AM6:00宿泊所(サイクリング)-AM7:30朝食ーAM9:30宿泊所出発‐AM10:10軽井沢ショッピングモール‐PM2:00軽井沢ショッピングモールバス停‐PM4:50下落合バス停‐PM5:00下落合駅ー家PM5:30
 
 この2日間、東京は猛暑日いとの報道があったが、ここ軽井沢では快適に避暑地ライフを楽しめた。2日間アクティブに動き回ったので、今日はおとなしく、7月に開店した店が増えた軽井沢ショッピングモールで帰りの高速バスが来るまで時間をつぶす予定を考えた。
 今朝も早起きして朝食前に腹ごなしを兼ねて宿泊所の近所の南軽井沢周辺のゴルフ場周辺をサイクリングした。
 軽井沢タリアセン(塩沢湖)、軽井沢レイクガーデン、軽井沢72ゴルフ場を取り巻く妙義荒船林道の木陰道を颯爽と走っていると、浅間山の雄姿が展望でき最高のサイクリングとなった。最後に軽井沢駅まで続くメイン道路の43号線を軽井沢バイパスまで進み、AM7:30に宿泊所へ戻った。
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 いい運動となりお腹もすいたところで、朝食(洋食)。クロワッサンがとてもおいしかったので何度もおかわりした。
 お風呂で汗を流してさっぱりしてしばらく休憩。TVで今日も猛暑日となる予報していたので、サングラスに帽子、タオルを常備し、熱中症対策をしてから軽井沢ショッピングモールまで木陰を選んで歩いた。
 とはいえ、もうすでに時刻はAM9:30のため太陽も高い位置にあり、道中とても暑かった。
 40分ほどで、今日の目的地、軽井沢ショッピングモールに到着。まだ開店してから時間がたっていないにもかかわらず、駐車場はほぼ満車状態。
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 ウィンドウショッピングしているとあっという間に時間がたっていた。お昼に、フードコートで食事をしようとしたが満席でしばらく席を確保できず、やっとの思いで席をキープし、結局、なぜか秋田ラーメンを食べることになった。
 お腹も満たされおいしかったのでまあよしとしたい。
 最後に、お土産コーナーで野沢菜などを購入して、PM2:05発の高速バスで東京に向かって出発。高速道路も渋滞に巻き込まれることなく、時間通りPM4:30に下落合バス停に到着。
 下界は35℃を超え猛暑日。家に帰ってシャワーを浴びビールを飲んだらどっと疲れが出てそのまま翌朝まで就寝・・。
 軽井沢の楽しい思い出が夢の中に出てきた。
 
(参考)