tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

「本当に考える力がつく多読術」を読んで・・

  最近、TVでも脳活に関する番組が多い。
 茂木健一郎氏などが推奨しているAHA体験やクイズなど体験しながら、脳活を実践している番組が目立ってきた。
速読術もそんななかの1つの技法で、NHKの試して合点などでも取り上げられていた。 脳活や速読術に関する本も巷にあふれている。
 
 そんな中で、今回は「本当に考える力がつく多読術(園 善博著)」を読イメージ 1んでみた。
 ベストセラー本ではすでに有名でカツマーなるファンも多いが、最近TVにも進出して知名度がさらにアップした勝間和代氏も園氏のセミナーを受講していたとのこと。
彼女の自己啓発本を読むと、素人にもわかりやすく簡潔にポイントがまとめられていて頭にスーと入ってくる。
 人前でわかりやすい
説明ができたり文章にまとめることのできる人は、プレゼンや文章を書くことに慣れている人なのだろうが、その前提としてたくさんの本などを読んで知識が豊富な人でないと、説得力のある説明はできないと思う。
 
 とはいえ、普段仕事をしているものとしては、なかなかまとまった時間は避けない。そこで、隙間時間を使い、効率よくかつ理解力が深まる(考える力がつく)読書をする方法を知りたいとずっと思っていた。
 
 そんなときに出会ったのがこの本だった。
 「既有知識」が増えると加速度的に読める本が増える経験をした人は多いと思う。
 私は、歴史を学ぶときに、時代背景や時系列の流れがなかなか頭に入ってこなかった経験があるが、そんな時に、サルでもわかる(?)漫画の歴史シリーズや歴史上の人物の伝記を読んで基礎知識が増えると、次にもっと詳しく知りたいという知的欲求が高まり、もっと詳しい本を読むようになる。するとさらに知識が増えるとともに知的好奇心が増す・・という好循環にはまる。
 すると、全国各地を旅行したときや普段の会話やスピーチなどでで、歴史の過程や歴史上の人物の名言などを知っていることで役に立つことが多い。
 NHK大河ドラマ篤姫や今放映中の坂本龍馬を見て幕末の近代日本に移り変わる過程に興味を持った方も多いと思う。
 そこから、知的好奇心を満たすのは読書が一番だろう。
 
 なぜ本を読むことが大切なのか、考える力(生きる力)がつく読書をする方法はどうしたらいいのかなど知りたい人や再確認したい人は是非本書を読むことをお勧めする。 さすが、速習セミナーの講師をしているだけあって、著書も簡潔でわかりやすく説明してあるので、とても理解しやすい。
 
 著者いわく、多読術を学ぶことで7つの効用があるとのこと。
人間力がアップする
・問題解決力がつく
・表現力が豊かになる
・論理力が向上する
・アイデア力がつく
・好奇心がよみがえる
・お金持ちになる
 
 私の信条である『本を読むことは、人生をより豊かにする』ということは間違いないと再確認できて安堵した。
 
★園善博公式ホームページ