tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

♪夏も近づく八十八夜♪

  今年もゴールデンウィークは、人の流れとは逆で、安近短で過ごした。
このところの経済情勢で、先立つものが心細いというのもあるが、休みは、地元で過ごし、肉体的に疲れても精神的なストレスはためないことをテーマにここ数年は過ごしている。
 5/1は、東京国際スリーデーウォークに参加。日本ウォーキング協会の認定大会となっており、北は北海道、南は沖縄県から参加している方と遭遇した。
 
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 3つの歩行ルートがあるが、この時季、ハナミズキがとても切れに咲き誇っているのを見かけているので、期待をこめて花水木コースを選択した。
 都内の桜の名所でもある小金井公園を出発し、多摩川沿いの遊歩道を歩いた。
 
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 途中、武蔵野市役所前や武蔵野中央公園を通過し、成蹊大学ケヤキ並木(日本の音風景100選ばれている)を通って、井の頭公園の手前で折り返し、帰りは、新緑が生い茂る玉川上水の木陰の遊歩道をひたすら歩いた。
 
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 日中は20度を超え体力を少しづつ奪っていったが、水分補給などこまめな休憩を入れつつ新緑に癒されて無事10KMを完歩した。
 高速道路渋滞のニュースを聞き、遠出するよりも比較的人や車が少ない都内の名所旧跡や自然に触れるには絶好のいい機会なのかもしれないなと思った。
 (この機会でないと家族サービスや帰省できないという方もいると思うので、人それぞれ過ごし方はあると思うが・・)
 
 ゴールして、心身ともに爽快感が生じ、日頃の疲れを癒せた。陽気や自然の癒し効果も手伝い、しばし横になっていると、夢の中にしばしいざなわれた。公園でのんびり読書したり、家族サービスしたり思い思いに過ごすのも日頃時間に追われているものにとっては最高の贅沢の1つなのかもしれないと再認識した。当初の目的の1つであるストレスも発散できたので、最高の休日を過ごせたと思う。
 
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 5/2は、昨日の疲れをとるため、家でゆっくり過ごそうと思った。が、陽気がいいので、貧乏性なのか、外に出かけたほうがいいような気がして、地元の新茶まつりに参加した。
 
 私の地元は埼玉県(日本全国)でもお茶の産地として知られ、♪夏も近づく八十八夜♪のころは、新茶の取り入れ時季で、おいしいお茶が飲める。
八十八夜とは雑節の一つで、立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日にあたる。
 
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 お茶といえば「♪~色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす~♪」という歌を聴いたことがあるだろうか。
  地元びいきではないが、私は狭山茶を飲んで育ってきて濃厚な味に慣れているのか、東京で出回っているお茶は微妙な味わいだと思ってしまう。
 
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 イベントでは、小学校の体験学習以来である、お茶摘体験をさせていただいたり、おいしいお茶の入れ方講座を受けたり、摘んできたお茶をてんぷらにして食べたりした。お茶の新芽のてんぷらは、カッパえびせんや枝豆のように一度食べるとやめられないとまらない。栄養価が高いので子供のおやつに最適だと思った。
 
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 講義の中で始めて知ったのだが、狭山茶産地は、国内の大規模な茶産地としては北限に位置しているそうだ。だから、他のお茶の産地ではあまり見かけないお茶畑に霜よけのファンがいっぱい立っている。
 最近では、ドラマのロケ地にもなっている。TBSドラマ「夫婦道」(武田鉄矢、高畑淳子出演)の主人公一家は、埼玉県入間市の製茶販売業者という設定。申し訳ないが、このドラマは見ていないのでそれ以上語れないのだが・・。
  
 韓国ドラマの「IRIS」で、秋田の男鹿半島が使用されたおかげで、韓国からのツアー客がどっと押し寄せ、秋田ーソウル便の廃止を間逃れたというニュースが話題になったのは記憶に新しいだろう。
 東京都も力を入れているように、ドラマや映画のロケ地が観光産業の起爆剤(きっかけづくり)になるケースが多い。
 予談であるが、天国の階段の悪女役(ユリ)から注目しているキムテヒが、一段と演技と美貌に磨きを掛けて活躍している姿を見て、確実に韓国の大女優への道を歩んでいるなと思った。
 その点、以前から注目していたイサンでのソンソンヨン役のハンジミンは、正統派だけでなく悪女なども演じてみるといいのではと思う。大長今のイヨンエさんように・・。
 
狭山茶の歴史
 今から八百年前、鎌倉時代栄西禅師が中国から種子を持ち帰り、栽培が始まった。
 狭山地方での栽培は、京都の高僧・明恵(みょうえ)上人が「武蔵河越」の地に栽植したのが始まりとされている。
 当時より山城、大和、伊勢、駿河と並んで銘園五場に数えられていた。
 江戸時代、飲茶の習慣が大衆化し、生産が拡大されると、それまで河越茶と呼ばれていた名称は、現在のように狭山茶と呼ばれるようになった。
 江戸末期、横浜開港がなされるやいち早く輸出され、生糸と並んで輸出の花形となり、茶園の増植がすすんだ。
 
狭山茶の特徴
 狭山茶は日本における経済的北限産地となっている。他産地より寒冷のため、越冬茶葉が自然に厚くなる。また、他地が年三~四回摘採するのに対し、狭山茶では年二回で、このことで狭山茶の特色であるコク味を出してる。
 仕上加工(二次加工)は古来より「狭山火入れ」と称される独特の火入れ技術が生かされている。 主として、やぶきた、さやまかおり、ふくみどりなどの優良品種で作られてる。
 
入間市茶業協会(今回の主催者)
http://iruma-cha.jp/modules/tinyd1/
 
 
お茶の博物館(お茶のことを知るのに最適)
http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/07tea-museum/index.html