日本経済はデフレスパイラルからなかなか抜け出せない状況のようだ。 政治も同様になりそうだ。困ったことに、政治と経済は離れているようで密接な関係にある。
ものの値段が下がり、消費者からすると一見いいように思えるが、売り上げ利益が上がらないと、企業は減収となり、労働者の賃金にも影響が出る。
給料が減ると、家計の支出を抑えるために消費を控え、さらにものが売れず、企業は価格競争に走り、製品の質を落とす・・これを繰り返すと、企業やその製品の信用が失われ、連鎖倒産につながり、産業は衰退し、失業者があふれ、生活保護者や犯罪が増え、国の支出が増え、財源が足りず借金が増えて、将来への負担が増す・・など悪循環がとまらない。
経済だけでなく地球温暖化や年金制度なども先を見越して、対策を打っていかないと手遅れとなってしまう。
少なくとも今の状態を数年続けていけば、さらに状況が悪化することは間違いないようだ。
専門家の意見などを参考にしつつ、その対策を決定していく場が、国の舵取りを担う内閣であり、議決機関である国会だろう。
我々の生活を脅かしている問題は山積みだが、政局は見通しがつかず、進展しそうもない・・。
今度の参議院議員選挙の争点に他党の批判で終わるのではなく、今そこにある危機についての政策討論をしてほしい。
また、我々有権者も、今後の日本丸を沈没させずにうまく切り抜けるリーダーを任せられる政党や人に投票するよう判断していかなければいけない。
少なくとも今の状態を数年続けていけば、さらに状況が悪化することは間違いないようだ。
専門家の意見などを参考にしつつ、その対策を決定していく場が、国の舵取りを担う内閣であり、議決機関である国会だろう。
我々の生活を脅かしている問題は山積みだが、政局は見通しがつかず、進展しそうもない・・。
今度の参議院議員選挙の争点に他党の批判で終わるのではなく、今そこにある危機についての政策討論をしてほしい。
また、我々有権者も、今後の日本丸を沈没させずにうまく切り抜けるリーダーを任せられる政党や人に投票するよう判断していかなければいけない。
経済が回復しないといろいろなところにしわ寄せがくることは、失業率を見ても明らかだろう。
仕事をしたくてもできない非自発的失業者(新卒者も含む)が増えると、社会や企業、家庭に与える悪影響ははかりしれない。
仕事をしたくてもできない非自発的失業者(新卒者も含む)が増えると、社会や企業、家庭に与える悪影響ははかりしれない。
私は、学生時代に行動経済学を学んだが、デフレスパイラルを解決する方法は思い切った経済政策をいくつか打ち出しそれを信じて我々が行動することが一番の早道だと思っている。
垂直思考や水平思考を活用して、過去の例や他国の政策なども参考にしながら有効な政策を打ち出していってもらいたい。
垂直思考や水平思考を活用して、過去の例や他国の政策なども参考にしながら有効な政策を打ち出していってもらいたい。
しかし、何事もまずは現状把握を的確に行い理解を深めることが、問題を解決する出発点となる。
我々個々人は、どのような経済行動をとりやすいのかを知っておくことも必要だろう。
私は、勝間和代氏が連載している朝日新聞のBEに毎週土曜日に掲載される「人生を変える法則」を楽しみにしている。これを読むと、 性格的、心理的要素も含みながらも、人はある程度合理的に行動するということがわかる。また、彼女の著書「自分をデフレ化しない方法」もとても参考になる。
デフレに対処する方法をまずは自己防衛を図るためにも自分の周りから考えてみたらどうだろうか。
ちなみに彼女が考える国のデフレ対策は、世の中のお金の流通量が絶対的に不足している状態なので、日本銀行がお金をばら撒いて、消費を拡大する(金融政策)を実施するべきとのこと。
ちなみに彼女が考える国のデフレ対策は、世の中のお金の流通量が絶対的に不足している状態なので、日本銀行がお金をばら撒いて、消費を拡大する(金融政策)を実施するべきとのこと。
はたしてそれがいいのか、自分なりにもう少し考えてみたい。
●自分をデフレ化しない方法