tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

入間万燈まつり(その1)

 埼玉県の西部にあるお茶どころで有名な入間市で毎年行われている、今年で32回目の『入間万燈まつり』を見学した。
 祭りのキャッチフレーズにも『茶の香り ただよう入間に 夢のせて』とある。このあたり狭山丘陵は、日本のお茶栽培の北限で、「♪~色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす~♪」という歌にも出てくる。
 このまつりも先週紹介した川越まつり同様、、町ぐるみで市民が中心になって企画、運営、実施している。
 とにかく、普段市内で活動している団体の発表会の場ともなっており、一部の祭り好きが盛り上がっているのとはちょっと違う。
 
 市民団体が運営している屋台が所狭しに並ぶ中、各町会自慢の山車や御輿が道端に飾られていたり、実際に演舞をしていたり、太鼓の路上ライブや姉妹都市佐渡市郷土芸能おけさ流しや市内在住者による各国の踊り(フラ、サルサなど)と見所満載!
 
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 そして、お神酒はもちろん、この地域自慢のお茶の接待もあったりと至れり尽くせり。
 市民一体型の運営は、大学生や各団体が運営企画実施にかかわっていたり、普段あまりこの種の祭りとは一線をおく中高校生もボランティアや団体発表にも加わっており、世代を超えて盛り上がっていると言う印象を強く持った。
 どこの町でも、市民際などこの種のイベントがあったりするが、どうしても若い世代はかかわりづらい雰囲気があったが、このまつりの運営は、各世代で役割分担されていて、参加者、見物人とも、若い世代がとても多かった。
 
 川越まつりでは、伝統や文化の継承の大切さを学んだが、今回は、市民の力や熱意をすごく感じた。
今日は、各団体のダンスの発表会(1団体5分で1日中、約90団体の発表)もあり、引っかわせありと祭りもさらに盛り上がりそうだ。お役所主導ではなく、市民自治の力のすごさを実感した祭りだった。
 
 
●万燈(ばんとう)まつりの歴史
『「市民フェスティバル」と「商工まつり」を統合し、1992(平成4)年から始まった。市産業文化センター付近を会場に毎年10月末の土、日曜日に開かれ、市内外から約35万人の人出でにぎわう。
 50団体約4000人が参加し150年以上前に製作された御輿や山車を引く人間行列、創作万燈の競演、物産展など気軽に参加でき、主役にもなれる新しいタイプの祭りとして歴史を築きつつある。
「万燈」の名は市内の社寺の祭りに、家内安全や健康を祈願し、門に花笠やちょうちんを飾る風習があったことに由来する。』
 
(参考)
 
 WEBで生中継もしています。祭りの気分が味わえます。