tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

有名人は気楽な家業じゃない??

 人の人生模様はさまざまだが、有名人は、何かと私生活のプライバシーも脅かされたり、サラリーマンより数倍気楽ではない家業だろう。有名人の宿命と言ってしまえばそれまでだが、末端の市民には伝わらない本人の葛藤や苦悩はたくさんある。
 
 知名度の高いタレントが出す本などが結構売れているようだが、特にその人の人生を語った告白本の類の売れ行きがいいように思う。
 
 きっと人間には、苦悩や葛藤を自分ひとりでは抱えきれないようにできているのだろう。通常は、信頼できる友人や家族や専門家などに打ち明けたり相談したりするのだが、有名になればなるほど、外部との接触もオフィシャルになりやすく、心を開ける友人が少なくなるのだろうか。
 
 また、我々庶民も、有名人の心のうちはどうなのかなど日常生活では伝わってこないようなことを知りたいという好奇心(いい意味でも悪い意味でも)が、有名人の自叙伝を手に取る要因の1つなのかもしれない。
 
 昨日、NHKBSテレビで、スクリーンを魅了した外国映画女優(ビビアンリー、イングリッドバーグマン、マレーネデートリッヒ、キャサリーンヘップバーン)の生い立ちや映画女優としての苦悩など友人や家族や映画スタッフたちのインタビューも交えた内容で放映された。
 私が映画好きになったのは、中学時代にオードリヘップバーンの「ローマの休日」を見たときからだが、それから彼女の大ファンになりすべての出演映画を見た。
 その過程で、彼女について書かれた本やTV、,展覧会などを通じ、アンネフランクとほぼ同じような体験をしていること、そのためにあまりに実体験と近い「アンネの日記」の出演依頼を断ったことや離婚を2回経験していることや女優引退後にユニセフの親善大使として慈善活動に積極的にかかわったことなどを知った。スクリーンから伝わってくる妖精のようなFANNY FACEや演技だけでなく彼女の生き様を知ってますます愛着を抱くようになった。
 
 タレント本なんて、氏文を売り込むための手段じゃないのかと敬遠している方もいるだろうが、まずは自分が気になっている人やファンである人が書いている本などを手にとって見るとファン度が高まるかもしれませんよ。(私は、芸能プロダクションや出版社の回し者ではありませんよ~)