tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

ボランティア活動ってなに?

 連日、夜テレビをつけるとおなじみの池上解説が連日報道されている。
昨夜、ノー残業デーで早く帰宅したので、久々にじっくり見ると、ボランティア特集をしていた。
 
 阪神大震災の頃から日本でも根付いてきたボランティア。昔は無償で自己犠牲と捉えられる事もあったが、現在では、『個人団体を問わず、原則無報酬で誰もが、社会のために自分でできることを自分の意志で周囲と協力しながら行動する方たちを意味するようだ。
 辞書で意味を調べると、「ボランティアは、ラテン語のボランタスvolunts(自由意志)を語源としており、自発性に裏づけられた奉仕者篤志家を意味する」とあった。
 
 募金活動をするもの、募金をするもの、日用品など物資の提供、物資の輸送、配給(それに伴う事務)、現地の復旧作業の手伝い(掃除、片付けなど)、被災者のケア(診療、看護、教育、心理、生活相談など)その他、いろいろなボランティア活動がある。
 
 ボランティア活動の主体は、NGOなど非営利(利益が生じても本来目的の活動のために再投資するなど、会員や個人にその利益を分配しない)ボランティア団体、社会福祉協議会のような社会福祉団体、企業、個人なで、それぞれ得意分野もありかかわり方もいろいろある。
 
 どんな団体または個人でかかわるボランティア活動でも、自己犠牲や慈善活動ではなく、手話表現にもあるが、ともに歩み寄り前に進んでいくボランティア活動から学べる事がたくさんある。
 人の絆、生命のありがたさ、働けることのありがたさ、ライフライン(水、空気、電気など)のありがたさ、教育を受けられるありがたさ、衣食住のありがたさ・・現代の文明社会に慣れすぎて当たり前だと思っていた事が、実は当たり前ではないということに気づかされた方も多いと思う。
 
 病気になって健康のありがたさに気づく。交通マヒ状態になって、安全に時間通りに運行される公共交通機関のありがたさに気づく。海外に行って衛生な水がどこでも無料で飲めたり、都会でもマスクなしで歩け空気が吸えるこの国のありがたさに気づく。
 今まで見えづらかったことが、はっきりとわかり、環境問題、エネルギー問題など今後の施策にどう取り組んでいくべきか国民1人ひとりが考える絶好の機会でもある。
 まずはこの夏の電力不足対策として、電力需要がピークとなる日中の時間帯の節電など、工夫をして1人ひとりができることから取り組んでいこう。このことも、ボランティア活動に当てはまると思う。
 
 私は、インフラ整備や自立に向けた生活支援が主な任務の政府、自治体の1人として、住民や被災者の生活相談業務に全力を注いでいく覚悟である。