tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

咲いた咲いたチューリップの花が♪♪

 春の陽気に誘われて、東京都郊外の多摩川沿いを歩いてみた。拝島駅を降りて、多摩川を目指す途中に、石川酒造を発見。この辺りは、きれいな水に恵まれているのだろう。ここの銘酒多満自慢を試飲したかたっが、時間が早すぎてオープン前だった。残念・・。 この敷地には資料館もあり、ビールやお酒の歴史についても学べる。予約をすれば酒造見学もできるので、お酒好きの方は立ち寄ってみていただきたい。
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 敷地から出ると、すぐ目の前の南稲荷神社境内にある大きなケヤキの木が目に映った。幹周4.28m 樹高約26mで福生市の指定天然記念物に指定されている。新たな発見だった。
 
 
 
 
 
 多摩川に出ると、遊歩道路が羽村方面に繋がっており、富士山をバックに初夏の日差しの中を鳥の囀りと川のせせらぎを聴きながら羽村市イメージ 19イメージ 18面に歩を進めた。 
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 多摩川福生市内に入ると、土手沿いには自転車歩行者専用道路が通り、「かに坂公園」、「福生柳山公園」と、整備された市民の憩いの場が続いた。
 この辺りは、サイクリングやジョギング、散歩を楽しむ人が多く、豊かな緑と水に囲まれた野鳥の生息地で、奥多摩の山並みも望むことができる。

 
 多摩橋の下流には、福生市内で一番大きい「多摩川中央公園」イメージ 3があり、園内には、広場の他に市営グランドや湿生植物園、バーベキューやスポーツを楽しむ市民で賑わっている。園内を流れる玉川上水田村分水の脇には、「石濱(牛浜)渡津跡」の石碑がある。
 「牛浜の渡し」は、かつて五日市街道を行き交う人馬が多摩川を渡る際に利用した渡し舟で、大正14年に多摩橋が開通するまで利用されていたそうだ。
 
 
 
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 羽村方面からも老若男女を問わず、ジョギングや散歩をしている人と何度もすれ違った。日差しも強くなり疲れが出始めた頃に、羽村大橋前に到着。記念像が目の前に現れた。
 
 ここは羽村堰から玉川上水から江戸に水を引くために四谷まで開拓工事をしたのが、江戸時代の初期。この工事を請け負って無事開通した暁に玉川姓を授かったのが玉川兄弟。
 
 
 
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 そして、ここ東京都郊外の羽村市は、チューリップを町おこしのシンボルとしている。沿道にもチイメージ 6ューリップが目に飛び込んでくる。 
 
  
 
さらに新緑の緑と青い空のコントラストも混ざってなんともいえない美しい景色だった。 まちが色鮮やかで、春の日差しにいっそう映える。東北も、近い将来、杜の花の都に再生することを願わずにはいられない。
 
 
 
 街中を、チューリップ畑(根がらみ水田)に向かって歩いていると、各家庭でもチューリップが飾られている。
 そして、しばらくすると、童謡チューリップのフレーズを思わず口ずさんでしまうようなイメージ 11白黄色の原風景が目の前に広がった。イメージ 10
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 咲いた 咲いたチューリップの花が ならんだ ならんだ 赤 白 黄色 どの花見ても きれいだな

 ゆれる  ゆれるチューリップの花が 風にゆれて  にこにこ笑う どの花見てもかわいいな

 風にゆれる  チューリップの花に とぶよ とぶよ ちょうちょがとぶよ ちょうちょと花と  あそんでる
 
 初めてチューリップをヨーロッパに導入したのは、オーストリアの大使としてトルコにいたA・G・ブズベックといわれている。彼は1554年にコンスタンティノープル付近でチューリップを見かけ、通訳に花の名前を訪ねた。ところが通訳はターバンのことをさしていると勘違いをし「テュルバン」と答え、この名前が伝わってチューリップと付いたと言われていている。
 17世紀にはチューリップが大ブームになり、「チューリップ狂時代」といわれ時代となり、珍しいチューリップは高値で取引された。
 日本には江戸の末期に入り、本格的には明治40年頃から栽培され、現在は新潟・富山・鳥取などで栽培している。
 
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 羽村の歴史について知るために、橋を渡って羽村民族博物館を見学。
昔は、農村でしばしば洪水に悩まされていた。主な産業は蚕だったが、戦後は畜産業で栄えたが、高度経済成長の頃から都市化が進み、現在では農業と住宅街として発展している。
  
 
(参考)
 チューリップの歴史や童謡の秘密がわかる!
 
 チューリップを育ててみたい方必見のサイト
 
  羽村市の歴史や羽村が故郷の中里介山の生涯について学べる
 
 多摩川の清流に培われた多満自慢で有名な酒造