tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

最近いらいらしている人に(怒らない技術)

 震災、円高、復興増税、など日本の景気回復にはしばらく時間がかかるだろう。
 今年もまた就職戦線が始まっているが、企業の採用状況は厳しいようだ。
 失業率、求人倍率も丁重が続いており、景気と連動している雇用環境もなかなか回復とは行かない情勢だ。
 
 生活相談の中で、若い方の就職難に端を発っしたものが多い。採用枠が少ないために何度面接してもうまくいかないといういう言葉をよく聞く。
 しかし、詳細を聞いていてみると、それといった特技(資格)や職務経験が少なかったり、業種を絞りすぎていたり、で面接で落とされるようだ。
 
 しかし、さらに聞いてみると、その背景に、仕事に就いても人間関係等で長続きせず転職を繰り返している方がかなりいた。コミュニケーション能力というキーワードが潜在的に挙がる。
 核家族化など家庭環境や遊び場が少なくなった、塾通いが増えたからだ・・などいろいろ原因を分析されているが、人と接する機会は多かれ少なかれ社会生活を営む上では必ず存在し避けては通れない。
 自然と兄弟げんかや野球、サッカーなど集団スポーツの中で自然と上下関係やお互いを思いやる心をはぐくんできたように思う。
 また、青年期(今でも)は、映画や小説などからいろいろな人生体験をさせてもらい、情操に役立った。
 とはいえ、いじめにあったり家庭環境の悪化などで環境に恵まれなかった方は、人間不信に落ちいってしまうこともあるだろう。
 
 学生時代は人とのかかわりを立つことも自由ではあるが、社会に出るとビジネス上でかならずコミュニケーションをとる場面はある。配属部署での同僚との仕事の進め方や考え方が異なる方との折衝や顧客対応など、言い方ひとつで関係を悪化させてしまうこともよくおこる。多少の失敗は社会経験が乏しいものには当たり前のことだが、先輩や上司などによっては感情が爆発して、さらに落ち込んでしまうという場面を何度か見かけたことがある。
 
 お互い育った背景や考え方も異なる人同士、些細なことでも感情をあらわにしてぶつかるのはある意味必然なことなのかもしれない。
 そんな時、特にビジネスや家庭において、考え方を変えていかに前向きに感情をコントロールし相手立場も尊重したコミュニケーションを図れるかが、良好な関係を保つためのポイントになると思う。
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そこで、参考になった本が「怒らない技術」と「大人力検定」。
価値観の違いやコトバに対して感情をあらわに怒る人がいるが、怒ったところで結果が変わらないのであれば自分のストレス発散には有効でも相手や周りの人に与える悪影響は計り知れない。
 叱る事(相手の立場にたって今後のことを考え叱咤激励する)は大切だが、それにしても時と場所と相手の性格などを考えるべきだろう。
 いらいらして怒りそうになったら、まずは自分の感情をコントロールする。「怒らない技術」はそのためのヒントがわかりやすくまとめてある本だと思う。ストレスは、スポーツ、旅行、趣味など、人に迷惑のかからない方法で発散する事も大事。
この本を読むと心が軽くなって前向きになれるパワーがもらえると思う。職場や家庭での人間関係に悩んでいる人は是非一読してもらいたい。
 いらいらや怒りの感情を出す前に、深呼吸して冷静にもう1人の自分を側において、客観的に自分の状態を眺めてみることを心がけていきたい。
 
 
本書から
・怒るか怒らないかを決めるのはあなた自身。
・考え方を変えれば感情はコントロールできる
・過去と他人はコントロールできない
・人は結果から学ぶことはない。プロセスから学び成長していく生き物。
・晴れたら喜ぼう。雨が降っても喜ぼう。
・怒りは無謀をもって始まり後悔を持って終わる。
・それでも怒りが収まらないときは寝る。
苦手な人の行動は、「自分が同じことを別の人にしたら、きっと嫌われる。反面教師になってくれてありがとう」と感謝する。汚い言葉を吐く人には「この人はなんて寂しい人なんだろう」と同情する。自分への批判が一理あれば、「そういう考え方もあるな」と感心するようにする。
 
 
(参考)