今回は、社会人のための円滑なコミュニケーションを図るヒント?になるかもしれない著書の紹介。
１●年前入社の私も、いまでこそどっぷり社会人生活に浸り、いろいろな方のおかげでコミュニケーション能力もかなり磨かせてもらったと思っている。
新人扱いが終わった頃から、人によって違う答えが返ってきたり、同じことを言っても受け取られ方が違ったり、TPOを踏まえず言うタイミングを間違えると逆切れされたりと一見理不尽だと思う事も経験した。
人間関係や仕事などは、いいことも悪いことも失敗もそこから、何かを学んでこそ次にいきてくる。といっても、学生やまだ社会人経験の少ない方は、交友関係が限定されるのでピンとこないかもしれない。
しかし、残念ながらすべてが自分にとって居心地のいい職場というのはまずないと思ったほうがいいだろう。そういう職場にいる方は幸せだと思うが・・。
人間関係が難しいのは、自分の努力だけではどうしようもないというところ。しかし、だからといって手をこまねいていては、一向に職場環境は改善されないし、仕事へのもしベーションも下がるし、自分の精神衛生上もよくない。
そこで、自分の考え方を変えることや相手をなるべく不快にさせずに考え方を変えてもらえるようにできないかが永遠の課題。どうにもできないときのために人事異動というシステムを利用するのは最後の手段としてあるが、まずは自助努力。
そこで、私が苦手と思っていた上司や同僚との付き合いの中で、参考になった「大人力検定(石原壮一郎)著」シリーズを紹介したい。
この本は、ビジネスシーンで実際に起こりそうな場面を想定して、いくつかの回答例の中から選択させる検定試験方式となっている。
自分だったらどう答えるか(経験者は実際にどう対応したか)想像しながら著者の解説を見ると、違った視点に気づかされる。読み終えると、以前よく言われたEQが養われているかもしれない。
もちろん相手の状況や性格などで、違う回答のほうがいい結果になることはあるので、あくまでも参考程度にした方がいいと思うが、回答までの著者なりの分析とプロセス(仮説を立てて問題解決へと結びつける過程)は、他の問題解決のヒントにもなり勉強になる。
肩肘張らず、EQテスト?のようなものだと思もって読んでみると、意外な発見があるかも・・ ビジネスだけでなく、恋愛でお悩みのかたも参考になるかな？？
(参考)
