☆行程
AM6:20 我が家を出発-AM9:00藤沢駅(受付)-AM9:30極楽寺駅(スタート)-極楽寺-御霊神社-長谷寺-高徳寺(大仏)-鎌倉文学館前-油比ガ浜(ハワイアンフラフェスティバル)-材木座海岸-安国論寺-妙本寺-鶴岡八幡宮-PM1:10鎌倉駅(ゴール)
☆番外編
我が家をがある海なし県の埼玉県からからは2時間半近くかかったが、西武線、小田急、江ノ電を乗り継ぎまさに、会社の営業にはまった行程で集合場所である藤沢駅へ向かった。受付を済ませ、スタート時点の極楽寺駅まで満員で所の江ノ電に乗ったが、鎌倉高校前からは湘南海岸の青い海とウインドサーフィンが目の前に広がった。
次に、多少のアップダウンを1kmほど歩き721年徳道上人によって開山されたといわれる長谷寺へ。途中高級住宅街に入ると珍しい彩花に出会った。
長谷寺は紫陽花の名所として有名で、境内の高台からは海岸線まで一望できる。
コースから外れ、歩いて7分ほどの距離に鎌倉の大仏で有名な高徳寺に寄り道した。高さ11.9mで鎌倉時代の象徴的な建造物であり日本が誇る歴史遺産でもある。中は空洞になっていて20円で見学できる。余談だが、与謝野晶子も美男子と絶賛したとか。
コースに戻り、甘縄神明宮に立ち寄った。急な階段が目の前に現れ、登るか否か悩んだが、もう来ることはないかもしれないと思ったので上まで登った。参拝した後に振り返ると湘南の海が見渡せた。
潮の香りとハワイアンの調べで海岸に近づいたことがわかり、目の前に碧い海が広がった。
ちょうどハワイアンフェスティバルが開催されており、子供から大人まで美しいダンサーによるフラダンスが披露されていた。
ダンスと音楽に癒された後、海岸線をブラ歩き。結婚式の撮影だったり、砂の城だったり、子供や大人が思い思いに楽しんでいたりと・・さらに癒された。
湘南といえば私の中ではサザン。サザンの曲を聴きながらしばらく黄昏ていたかったが、先を急ぎ、海岸線を離れ神社仏閣を見学しながら鶴岡八幡宮を目指した。立正安国論で有名な日蓮上人ゆかりの「安国論寺」や「妙本寺」など。
ゆっくり歩いたので、鶴岡八幡宮にPM1:00に到着。外国人観光客や結婚式を挙げるおしゃれな和洋姿の方たちが目立っていた。
康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりだそうだ。 その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝公が治承4年(1180)鎌倉に入ると由比ヶ浜辺に、 建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え鎌倉の町づくりの中心とした。 頼朝公は流鏑馬や相撲、舞楽など、今日にも引き継がれる神事や行事を興し関東の総鎮守とした。
帰りに蕎麦とビールで疲れを癒してから、今日のもう一つの目的地である江ノ島へ向かった。
江の島には3つの宮がある。天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた三人姉妹の女神様で、 奥津宮の多紀理比賣命、中津宮の市寸島比賣命、辺津宮の田寸津比賣命を江島大神と称している。古くは江島明神と呼ばれていたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるようになった。 海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれている。
まずは、土産物店を通り最初の辺津宮(へつみや)までの登った。
上からは湘南の海や街並みが見渡せた。
最高のデートコースにもなっている。周りを見渡すと若いカップルが多い。
そして恋人たちが目指す?恋人の丘は少し本道から外れたところにある。
カップルたちは展望台の金網に鍵をかけ、固い絆で結ばれるよう誓いを立てているのだろうか・・
最後の奥津宮あたりは、人の数も減っていてゆっくりお参りできた。ここから急な階段を下って海岸線に出ると辺りは岩畳。我が埼玉県の景勝地である長瀞のような光景が目の前に広がった。違うのは周りが海で、波の音が響き渡りしぶきが今にも襲い掛かってきそうなくらい迫力があった。
帰りは、疲れたので、文明の利器を利用し片道400円の釣り船(観光時期は遊覧船?)に乗って約10分揺られ片瀬江ノ島駅に向かった。
神社仏閣を巡って鎌倉の歴史を感じ、湘南海岸では海の碧さに癒され、江の島では岩畳や恋人の丘など景勝地めぐりを堪能した。天気にも恵まれ、楽しく過ごすことができて大満足な1日鎌倉ぶらり散歩だった。
(参考)
★ 鶴岡八幡宮
★ 江島神社