tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

安房鴨川の海も碧かった・・

 水無月に入り、衣替えとともに本州も梅雨の時期を迎える時季となった。
 五月晴れから一転、湿度の高い日が続き食中毒など衛生にも気をつけなくてはいけない。(数年に一回食あたりをしている・・)
 
 日照時間も少なくなってくる前に、思い切って南房総安房鴨川まで1泊2日の旅行に出かけた。きっかけは、たまたまJR主催の駅からハイキング「鴨川シーフェスタと太平洋絶景ハイキング」の案内が来たからだ。
 
本日(2012.6.2土)の行程
AM6:00 我が家を出発-AM7:19 新宿発特急に乗車-AM9:43 太海駅到着-(駅からハイキングに参加)-AM10:30 城西国際大学太平洋デッキ-AM11:10 太海海水浴場-PM12:20 鴨川青年の家-PM1:10 魚見塚展望台-PM1:40 鴨川漁港-PM2:00 シーフェスタ会場(前原海岸)-PM5:00鴨川駅-PM5:15 旅館到着
 
 時刻表を調べ、AM7:19新宿駅発の特急で行き、現地太海駅にAM9:43分に到着。駅長以下スタッフの方のお出向いがあり、受付を済ませていざ出発。
 
イメージ 1
 
  週間天気予報では、ずっと雨予想だったが、日ごろの行いがいいのか、当日は曇りで雨の心配はないのでほっとした。参加者は280名弱で多くはなかったが、地元前原海岸で年に1回のシーフェスタも開催されるので観光客は多かった。
 
 駅を出発して、すぐになだらかな上りがしばらく続いた。足が疲れてきたころに、鴨川市内が見渡せる小高い丘の上に立つ城西国際大学のキャンパスが見えてきた。
 学生たちはここまで、バイクやバスで通学しているそうだ。さすがに歩いて通っている人は少ないだろう・・。
キャンパスでは、観光学科の学生の出迎えを受け、冷たい麦茶をいただいた。
 
 キャンパスの屋上展望台に登ると、優雅に大空を舞うトンビの鳴き声とともに、お約束?の絶景が目の前に広がった。それがこれだ!!
 
  
イメージ 10
 
イメージ 19
 しばし、絶景を堪能し、時間が止まったかのような錯覚に陥った。疲れが癒されたことは言うまでもない。
ここにずっといたかったが、まだ先が長いので、疲れが癒えたところで出発。今見ていた下界に向け急坂を降りた。このキャンパス一帯は山を切り開いて作ったせいか、森のあちこちから鶯などの鳥の鳴き声が耳に響いた。
 
イメージ 28
 
イメージ 33
 
イメージ 34
 再びスタート地点の太海の駅前を通過し、今度は、海岸沿いにある仁衛門島を目指した。なぜか今日宿泊する海辺の宿恵比寿の前を通り、小さな漁港に出ると仁衛門島へ渡る渡し船乗り場があった。この島は、個人が所有しており、源頼朝が隠れ家としていたという伝説もあるそうだ。この辺りは昔からの漁師町で今でも釣り客相手の民宿を多く見かけた。
 
イメージ 35
 
イメージ 36
 
 
イメージ 37
 
イメージ 2
 ゆっくり島内(1周4KM)を見学してみたかったが時間もなかったので、ここから鴨川方面に続く太海海水浴場の砂浜を歩いた。
 
 釣りを楽しむもの、すなあそびをしている家族連れ、サーフィンに興じる若者など思い思いに海を満喫していた。
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
 2KMほど歩くと、鴨川青年の家に到着。ここから眺める房総の海は広大で、リアス式海岸のように奇岩(枕状溶岩)がみられた。その中でも代表的なのが鴨川松島。外房随一といわれる名勝で大小七つの島々(荒島,弁天島,鵜島,雀島,波涛根島,猪貝島,海獺島)からなる。県指定の天然記念物であり新日本百景の1つにも選ばれている。
 
イメージ 6
 
 
 
 
イメージ 7
 
 ここから、海を離れまた小高い丘へと続く長い緩やかな上り坂に突入。コースの約半分を通過し、足腰の疲労が出てくるころにこの坂だったので、肉体的にも精神的にもきつかった。
 しかし、それを癒してくれたのが、道端に咲く彩花や鴨川の紺碧の空と海の風景だった。
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
イメージ 11
 
イメージ 12
 ゆっくり歩くこと30分で、小高い丘の頂上にある一戦場スポーツ公園(源頼朝が宿をとった折に平家の臣、長狭六郎常伴に襲われたが見事撃退した事により、一戦場という地名となり、鎌倉で天下を取る足がかりの戦いがあった)、そしてさらに先に進むと鴨川市民の憩いのスポットの一つである魚見塚展望台があった。かつて漁師たちが沖合いにくる魚の群れを見張っていたことから名づけられた。
イメージ 13
 
 急な階段を上るとそこには、今までの疲労を忘れさせてくれる360度鴨川市内が見渡せる絶景が広がった。
それがこれだ!!
 
 
 
イメージ 14
イメージ 15
 
 展望台の上には、女神像「暁風」がそびえ立ち、前原海岸や鴨川松島、仁右衛門島、さらには鴨川市内なども見渡せ、どこまでも続く大海原や鴨川の街並みが一望できる。おそらく、鴨川のカップルたちのデートスポットでもあるのだろう。江ノ島同様、ここでも錠鍵がたくさんあった。
 
イメージ 17
 
イメージ 16
 
 ここからは山を下り、下界に出ると八雲神社、さらに海岸まで下っていくと鴨川漁港に到着。磯の香りがぷーんと鼻に突き刺さった。漁港のセリはとっくに終わっており閑静だったが、ここでもトンビが大空を舞っておりピーヒョロロという独特の鳴き声が響いていた。
 
イメージ 18
 
イメージ 20
 
イメージ 21
 かもがわマリンブリッジを渡りきると、本日のメインイベント会場であるシーフェスタ会場に到着。南国ムードを高めるためになのか、フラダンスの祭典が舞台で披露されており、音楽の調べとともに美しい踊りに魅了され疲れも吹き飛んだ。フラにも、勇敢な古典、優雅なモダン、タヒチアン(スパリゾートハワイアンのダンサーで有名な腰ふり回転の速いダンス)などいろいろあって楽しめた。老若男女関係なくダンサーが楽しそうに踊っていたのが印象に残った。表現力が身に付きダイエットにも効果抜群で、これからフラを習いたいという人が増えると思う。
 
イメージ 22
 
イメージ 23
 
イメージ 24
 
イメージ 25
イメージ 26
 
イメージ 27
 
イメージ 29
 
 舞台裏には、広大な前浜海岸がひろがり、釣りを楽しむもの、砂あそびをしている家族連れ、サーフィンに興じる若者など思い思いに海を満喫していた。出店も多数出展いており浜辺はお祭りムード一色。
 
イメージ 30
 
 
 
イメージ 31
 
 フラダンスを満喫してから、浜辺に横になって波の音に誘われるように浅い眠りについた。
 
イメージ 32
 
 帰りは、鴨川駅前から地元の鴨川日東バスに揺られ、今日1時間近く歩いてきた道を10分ほどでホテル前の仁衛門島入り口バス停に到着。
 すぐにチェックインし温泉に入ってからアルコールと新鮮な魚介類の刺身を食べ、至福の時を過ごした。いつの間にか自然と夢の中へいざなわれていった。夢の中で鴨川の海が碧かったことは言うまでもない・・。
 
 
 
 
 
(参考)