関東地方も梅雨まっただ中で、日照時間が少ない日々が続いている。
毎年この時季は、湿気が多く不快指数も高くて食中毒にも悩まされる。洗濯物が乾きづらかったり、外で思いっきり遊べなかったりと日常生活でもストレスがたまりやすい。
いやだと思っていたらますます不愉快になってくるので、ここは発想を変えて、この時季ならではの楽しみ方を考え実践するほうが得策だ。
そこで、ジムに通って来たるべき夏の登山シーズンに向けて体を鍛えるとともに汗を流してストレス解消を図ったり、図書館で本を読むなど教養を深めたり、雨が似合う彩花を愛でたりしている。
街を歩くと、いたるところにピンクや紫などの紫陽花が目に入り、花菖蒲も見ごろを迎えている。
そこで本日(父の日)、東京都郊外の東村山市にある北山公園の花菖蒲を見に行った。
ここは新東京百景に選ばれ、となりのトトロのモデルのひとつとなった八国山緑地に隣接する自然公園。豊かな水と緑に囲まれ、約170種類10万本の花菖蒲が咲き乱れるとあって、会場は予想通り大勢の人でにぎわっていた。
江戸系、肥後系、伊勢系、長井固種などそれぞれ品種が違い特徴があって楽しめる。、色彩もピンク、紫、黄色、白などが合わさって華やかさもある。また、池にはカワセミも生息している。
この辺りは農地も多く、緑豊かで東京とは思えないのどかな風景が残っている。いつまでもこの自然を残していってほしい。
(参考)
★ 日本花菖蒲協会