私は、音楽とスポーツが人生において切っても切れないほど大好きだ。
この2つ、あまりなじみがないように見えるが、実は大いに関連がある。
ラジオ体操に始まり、ダンスなど体を動かすスポーツには音楽が存在する。リズム感が出ると、自然と体も反応して動きやすくなるのだろう。
また、音楽も、そのスポーツに応じていろいろな曲調のものがある。
ストリートダンスやチアリーディングなどの激しい動きのものには、ラップやアップテンポの曲が多く、スポーツジムでもこのような曲調が好まれる。
また、フィギュアスケートなど芸術性や優雅さを演出するには、クラシックや映画音楽などが好まれて使用されている。音楽は、アロマ(芳香)などとともに五感に訴え、TPOにあわせて人の気分をを変えるのに最適なものの1つであるだろう。
五感にはそれぞれ人の好みはあるが、私は、ムードに浸れるスローテンポのバラードが好きだ。
フィギュアスケートを見ていて、演技はもちろんのこと、この演技にこの曲はあっているかなどBGMにもすごく関心がある。
大概、一度は聞いたことのある有名なクラシックの曲や映画音楽が多いが、なかには初めて聴いた曲だが、すごく印象に残る曲に出会え、新たな発見をすることもある。
特に、浅田選手がフリーで使用するラフマニノフの「鐘」(ストコフスキー編曲「前奏曲 嬰ハ短調」)や高橋選手がフリーで使用した映画音楽「道~ラ・ストラーダ」などは知らなかった。
クラシックは名曲が多く、特に、バッハ 管弦楽組曲第3番の「G線上のアリア」や「アルビノーニのアダージョ」など荘厳な雰囲気をかもし出す曲が昔から好きだ。きっとまだ私の知らない名曲がたくさんあるのだろう。スケートを見ながら、いい曲に出会えたら2重の喜びだ。
荒川選手がトリノオリンピックのフリーで披露したオペラ「誰も寝てはならぬ トゥーランドット(プッチーニ)」は、知らなかった方も多いだろう。彼女のおかげで、すばらしい曲に出会えた。
映画音楽では、日本が誇る作曲家の坂本龍一氏が作曲した「戦場のメリークリスマス」や私の好きなオードリヘップバーン主演の映画ティファニーで朝食をの主題歌「Moon River」などは大好きな曲だ。
また、戦争(反戦)映画には、荘厳な雰囲気を漂わせる名曲が多い。
村治佳織さんもギターで演奏していた映画ディアハンターのテーマ曲「カヴァティーナ」やカサブランカで使用された「As Time Goes By」などを聴くと映画のワンシーンを思い出す。
最近(もう13年前)では、カナダ出身の歌姫セリーヌディオンが歌ったタイタニックのテーマ曲「My Heart Will Go On」などはご存知の方も多いだろう。あの、有名な船の先端でのポーズが印象的で、模倣するカップルが多かったように記憶している。
まだ挙げればきりがないので、そのうちに、私の好きな映画音楽や映画について書きたいと思う。
乞うご期待!
【参考】
フィギュア・スケート・ベスト101(6CD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3501568/track/1
G線上のアリア(バッハ)映像
http://www.youtube.com/watch?v=ZCAoTjP6GC4