集合時間まで時間があったのと、昨日会社の忘年会でアルコールがかなり入っていて体が重かったので、気分転換にこの沿線沿いを歩いてみた。すると、住宅街があったり、きっと春になったらきれいな桜並木が広がるであろう駅前の通りだったり、野川公園や国際基督教大学のキャンパスなど手付かずの自然が残っていたりと武蔵野の自然を満喫した。
電車内は、ハイキング参加者と新聞片手に競艇場へ向かうおやじ達でほとんど占められていた。
AM9:30、受付を済ませ、西武多摩川線の競艇場前駅を出発。しばらく歩くと多摩川の土手に出て、視界が開けてサイリングロードを歩いた。前後から、ランナーや本格的なサイクリング車と何度もすれ違った。金八先生の世界が目の前で再現された。多摩川の土手から空気が澄んでいるので、遠くの山々の稜線もはっきりと見渡せた。
右折すると、黄金色の銀杏並木が現れた。都心よりも平均気温が低いからなのか、イチョウがきれいだった。
車道から離れて緑道に入ると、小川が流れていて、コイや鴨にも出会った。地元の人たちに親しまれているからなのか?、親水公園というようだ。
もうしばらく、のどかな雰囲気を味わっていたかったが、コースは、川から離れて、稲城市の新興住宅街のある城山地域(昔城があったのだろうか、小高い丘の上にある)へと坂を上った。このコース最大の難所。
展望台は、閉鎖してあって登れなかったが、まもなく迎える初日の出を見るのにいいスポットなのでは・・と思った。
冬晴れのいい天気だったので、近くのスーパーでお弁当を買って多摩川沿いの土手で昼食。
その後、サントリー武蔵野ビール工場を見学し、ビールの製造糧を学びつつ、運動の後のご褒美とばかりに、最後にサントリーが誇るビールの最高峰である「プレミアムモルツ」を試飲させていただいた。しかもおつまみまで用意してあって・・。
ほろ酔い気分のまま、次の目的地である府中競馬場へ向かった。今日は競馬が開催されていないのでもしかしたら入場できないのかとも思ったが、競馬は開催していなかったが、無料で入場できてしかも新聞片手に親父たちが大挙していた。馬が走っていないのになぜと思ったが、千葉の中山競馬場で開催されているレースがオーロラビジョンに映し出されていて観戦していた。もちろん、馬券を片手に・・。
競馬場内をしばし見学していると、引退した葦毛の馬馬博物館を見学した。子どもでも楽しめるように展示が工夫されていた。映像を見ていたら、運動後で、おなかも満たされアルコールも入っていたので夢心地となり、しばし寝てしまった。気がついたときには上映は終わっていた・・。
ガイドブックも掲載されている歴史を感じる佇まいの「蔵」という酒屋にある喫茶店で、店主お勧めの自慢のコーヒーと自家製のお酒を使ったケーキを堪能した。お店を出る頃にはすっかり酔いも覚めた。店は、甲州街道、川越街道、府中街道の交差点で交通の要所にあり、府中宿高札場跡が目の前にあった。
府中の中心地を散策すると、時季的なのかイルミネージョンがきれいだった。
府中の町を満喫し、帰途に着いた。
(参考)
西武多摩川線のことがよくわかる
車以外で府中に出掛けた際はお勧め!
競馬をやらない人でも楽しめる!
府中の神社といえば・・