tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

神社仏閣と黄金の銀杏に乾杯!

 11月27日(土)、JR東日本東京支社主催の駅からハイキングに参加した。
 今回も、東京メトロ主催のウォーキング同様、都心を歩くのだが、山の手の下町を歩くといった様相だった。
 テーマは、巣鴨から目白へと豊島区内をめぐる!~下町情緒あふれる商店街と歴史ある神社・お寺散策」
 こういったテーマなので、参加者は中高年の方が圧倒的に多かった。今回は11KMと行程も長く3時間半くらいかかるコース。
 
 AM9:30、同僚と待ち合わせ受付を済ませていざ出発・・と思ったら、見るもの初めてで好奇心旺盛なのか、趣味の写真撮影モードに入って、巣鴨地蔵通商店街に入るとなかなか先に進まなかった。
 商店街に入ると、まず目を引いたのが塩大福のお店。隣どうし数件あり、お互いに相乗効果で商売繁盛しているようだ。
 次に、お茶屋さんでとげぬき地蔵がある高岩寺の参拝客用にとお接待を受けた。朝まだ寒かったので、冷えた体がぽかぽかになって、味も格別。運のいいことにここの方と世間話する中で、昔中山道だったことや商店街の歴史などを教えていただいた。
 今日のお目当ての1つ、とげぬき地蔵では列ができていて、地蔵の自分の病気や痛いところを洗うと治るといわれており、一生懸命観音様を洗うために高齢の方でごった返していた。イメージ 8
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今日は休日だが、時間が早いのかそれほど人出は多くなかったが、4のつく日は縁日で、非常に混むととのこと。洗いにくるにはこの日は避けたほうがよさそうだ。
 門前では、お坊さんが参拝者にお経を唱えていた。ここのイチョウはこれからが見頃のようだ。
 お寺で、今日のウォーキングの無事、翌日の小江戸川越マラソン完走、家内安全、恋愛成就などを祈願した。
 
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 さらに商店街を進むと、赤い下着を売る店や惣菜や婦人服などおばあちゃんの原宿にふさわしい店が立ち並んでいた。
 商店街を出ると、庚申塚があり、中山道の休憩所として賑わっていたことが、庚申塔に刻まれているそうだ。
 
 
 
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 しばらく歩き、都電の踏切を渡ると、お岩さんの墓で有名な妙行寺に到着。東海道四谷怪談で有名でお皿を割るシーンは見聞きしたことがある人も多いだろう。たたりに会わないよう墓前でお参りした。近くには、忠臣蔵で有名な「浅野家」のお墓もあった。
 またなぜか、うなぎの供養等もあり、うなぎ好きな方は、1度お参りに来られることをお勧めする。
 
 
 住宅街の道を進み明治通りに出ると人だかりのするスーパーが目に入った。ここは、地元の人たちで賑わっており、中に入ってみると、朝市とはいえ都心とは思えない価格の安さ。思わずお菓子を購入してしまった。歩かなければ、こういったお店に立ち寄ることはなかっただろう。これがちい散歩ではないが、新たな発見や出会いがぶらり散歩の魅力なのだろう
 
 
 しばらくすると、イチョウがきれいな正門が見えた。ここが大正大学のキャンパスで中に入って写真を撮らせていただいた。キャンパスにイチョウもなかなか趣があっていい。イメージ 12
 
 
 
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上池袋交差点を右折し東武東上線北池袋駅前を通過すると、昭和の時代の雰囲気をかもし出す住宅街に出くわした。まだ安アパートが現存し、きっと物価も安いのだろう。池袋へも1駅で歩いていける距離なので、学生さんにはお勧めの地域かもと思った。
 レトロな住宅街を抜けると氷川神社があり、ここは紅葉がきれいだった。しばらくすると、谷端川緑道に出て、住宅街の庭先の花を眺めながら歩いた。距離は長かったが、とても短く感じた。
 
 
緑道の終点から10分ほどで、いつの間にか、見覚えのある蔦のからまる立教大学キャンパスの前に着いた。 キャンパスは黄金色のイチョウとクリスマスをイメージした装飾が映えた。キリスト系の大学なので、とてもおしゃれ。私の大学時代のキャンパス(ビラがたくさん貼ってあって汚かった)とは雲泥の差があった。まるで、アメリカのドラマや映画に出てくるようなきれいなキャンパスだった。立教が女性に人気があるのもうなずける。
 
 
 池袋駅を通過し、東口に出ると、昔懐かしい風景はだいぶ変わってしまったが、私が浪人時代に過ごした池袋の予備校街(通称お寺どおり)に出た。時代の移り変わりで当時あったお店はほとんどなくなっていたが、予備校は当時と変わらない姿だった。あのころのつらかったが充実した日々の思い出が蘇ってきた。受験生は、今が正念場なので、風邪を引かないようにして最後の追い込みをがんばってもらいたい。
 
 大通りに出て、都電の駅前の踏切を渡ると、雑司が谷霊園に着いた。ここも都会のオアシスで、周りを見渡すと高層ビルがすぐそばに見えるが、霊園なので辺りは静寂で、都会とは思えない雰囲気だった。
 
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 夏目漱石、荻野吟子(日本初の女医)など有名人のお墓もたくさんある。有名人のお墓めぐりをして故人の業績などに思いを馳せるのも悪くはない。裁判所の傍聴同様?、最近は、ひそかに人気があるそうだ。
 霊園なので、住宅の進出もなく、木々も樹齢が古く、イチョウもきれいだった。都会のオアシスをいつまでも後世に残していってもらいたい。
 
 
 
 
雑司が谷を抜けると、住宅街が広がり、都電の踏イメージ 2切りを渡ったところに大鳥神社に到着。正徳年間(1711~1716)に 子母神の中にあった鷲神社を明治の神仏分離で移転して大鳥神社と改称した。
 ここのイチョウもすばらしかった。
 ここからすぐ近くに今日のメインスポットである1578年創立の鬼子母神があった。気づいた人もいるかもしれないが、鬼ではなく なのは、鬼ではないく角がないことを表すため。
 
 参道のケヤキ並木は樹齢400年の物もあり、東京都指定の天然記念物となっている。境内の大公孫樹(おおいちょう)は、高さ30m,樹齢約700年といわれ、今も成長し続けているそうだ。東京の銀杏の中では善福寺に次ぐ巨木とのこと。イチョウの周りは小さな鳥居に囲まれておりお百度参りができる。黄金のイチョウの絨毯と赤い鳥居が絶妙なコントラストで深遠さを引き立たせていた。本堂とともにお参りした。
 
 後は、ゴールの目白駅まで明治通り目白通りを歩いたが、沿道の銀杏並木がとてもきれいだった。今日は何度も黄金色のイチョウにお目にかかれラッキーだった。 しばし景色に見とれていると学習院大学前に来たのでキャンパス内の学食でランチをいただいた。学食は何年ぶりだろうか。メニューも豊富で、値段が安い割にはおいしかった。ここのキャンパスもさすが、皇室の方が通うだけあって品があってとてもきれいだった。イメージ 3 
 
 
 腹ごしらえも終わり、無事PM1:30にゴール。約4時間のウォーキングだった
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 今日イチョウをたくさん見てきたが、やはり都心のイチョウといえば神宮外苑をはずせない。今日の主催者に敬意を称して?、JRに乗って信濃町へ向かった。聖徳記念絵画館前では、本日のみクラシックカーファエスが開催されており、大勢の車ファンで賑わっていた。年代物の現役で使用している車がずらり勢ぞろい。車好きにはたまらない企画だっただろう。珍しい車の前で記念写真に納まったことは言うまでもない・・。
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 そして、メイン会場のいちょう並木前に着くと、交差点では写真撮影で人がごった返していた。
 明治41(1908)年に植え替えられ、現在146本あるそうだ。イチョウのトンネルにしばし酔いしれた。
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 さらによくばって、歩きで原宿経由で明治神宮に立ち寄った。さすがにここは外国人の占有率が高かった。
 運よく、結婚式にも出くわした。人の幸せそうな顔を見るとうれしくなる。私も、彼らの幸せをおすそ分けしてもらうんべくお参りした。
 
 結局新宿駅まで歩き、帰りに家電量販店のマッサージチェアーのお世話になった。文明の利器はおそるべし。今日15KMくらい歩き、筋肉疲労がたまるはずだが、翌日マラソンでは疲労回復して無事完走できた。
 家電量販店では、冷蔵庫を買ったり、デジタルカメラも購入予定なので、お許しいただきたい。
 
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(参考)
 ぶらりお参り、ゆったり巣鴨・・菅も商店街のことなら(公式HP)
 
 都内の神社仏閣の概要がわかるサイト
 
  明治、○○、昭和女子、平成国際・・と年号がつく大学の1つ(公式HP)
 
 蔦の絡まるキャンパスが特徴のキリスト教系で6大学の1つ東京6大学の1つ(公式HP)
 
 雑司が谷に眠る 有名人やお墓についてよくわかるサイト
 
  歴史や由来がよくわかる(公式HP)
 
  皇族も通う由緒正しい大学(公式HP)
 
  神宮外苑を知るには最適なサイト
 
 明治神宮公式HP