夏休みも残すところあと数日。残暑がまだ厳しい折で涼を求めることにした。
といっても、海水浴やプールは人込みでとても行く気にはなれず、かといって大好きな山登りや滝巡りは郊外にあり日帰りではゆっくりできないので足が遠のいていた。
視察といっても水質調査ではない。お台場観光施策としてライトアップされたベイエリアの夜景をオリンピックを契機に全世界へのアピールすることと、オリンピック後も遺産として引き継ぐために改善すべき点をアンケート調査するのが目的。
午後6時、公募で当選した方々が、三々五々、暮れなずむまちに集まってきた。
時より小雨もぱらつく天気模様だったが、参加者の情熱が届いたのか、船は無事、定刻通り午後6時30分出航!総勢60名ほどが乗船とともに、屋上の甲板に押し寄せた。
就航とともに日没を迎え、時間の経過とともに辺りは夜の闇へと変わっていった。
しばし感動と大歓声に包まれ、私をはじめモニターの方々は一斉にシャッターを切りまっくた。
船上は人であふれていたので、「お台場の夜景に乾杯!」と叫びたくなる衝動を必死に抑えた。
一眼レフのつわものたちにはかなわないと思うが、モニターに当選したのも何かの縁かもしれないので、選りすぐりの1枚をフォトコンテストに応募してみるかな。
夏休み最後の週末を家族や友人たちと東京の観光地であるお台場の夜景に包まれて過ごせたことは、真夏の世の夢ではなく、きっといい思い出としていつまでも私の記憶に残るだろう。
東京オリンピックまで1年を切って、お台場界隈の施設建設は着々と準備が進んでいる模様。
とはいえオリンピック開催時の交通渋滞が心配されている。選手関係者や観光客の移動にも影響が生じる。東京都ではスムーズビズなど時差出勤や首都高速道路をオリンピック期間に値上げするなど対策を打ち出した。さらに、海上交通にも目を向けて、湾岸エリアにある学校、企業等の通勤経路として海路の利用も実証実験をおこない実現に向けて模索していってほしい。
(参考)