tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

はるばる来たぜ函館旅行編♪(その1)

 函館というと何を思い浮かべるだろうか。
 NHK大河ドラマ八重の桜でも舞台となる五稜郭、元町教会、路面電車、坂のまち、海の幸、函館山からの100万ドルの夜景・・.。函館の名所を挙げればきりがない。年配の方は、北島三郎サブちゃんの出身地で「はるばるきたぜ函館~」などの演歌だろうか?  
 
 そもそも函館(開港当時は箱館)は、安政2年(1855年)3月、日米和親条約に基づいて下田とともに寄港地として開港。安政6年(1859年)5月28日には横浜・長崎・箱館自由貿易港として開港となった。
 日本と外国の交易地として外国の文化が入ってきたところで日本初の多い土地柄。新たな発見に期待しつつ、函館旅行に出かけた。その時の日記風の記録がこれだ。
 
1日目(5月8日)
自宅ー羽田空港国内線第2ターミナルー函館空港函館駅基坂ー元町公園ー旧イギリス領事官ー旧函館区公会堂ーハリストス正教会ー聖ヨハネ教会ー護国神社函館公園函館山(夜景)ー八幡坂ーホテル
 
 ゴールデンウィーク中、道南の天気を注視していたが、どうもぐずつき模様で季節外れの雪も舞った。例年だと桜も見れる時季なのに。
 一番気がかりなのが旅行中の天気。今回は、2泊3日と期間も短いので、団体(連れ回し)ツアーをやめて函館のみのフリープランにしたので、市内観光の移動手段はもっぱら徒歩と市電。雨が降ると計画が台無しになってしまう。
天気ばかりは日頃の行いと高をくくり、前日に天気予報を見たらどうやら旅行中は天気に恵まれそうだとわかり一安心。やっぱり日頃の行いがいいのか?神のみぞ知る。
 
 予報通り五月晴れに恵まれ、朝10時30分のフライト(全日空)に間に合うように、朝7:00に家を出発。
 山手線は通勤ラッシュだったが、羽田空港国際ターミナルに到着。まだフライトまで1時間あったので、国際線の空港の様子を見学した。すぐに気が付いたのが、窓の外に広がる富士山の雄姿が目に飛び込んできた。昨夜雨が降り空気が洗浄されたからかはわからないが、この時季にみられるとは幸運。この旅行を暗示していると勝手に盛り上がった。館内は朝早いからかお客より従業員のほうが多かった。店も大半がしまったいたので、屋上の展望台へ行ってしばらく国際線の発着を見ていた。
 国内線第2ターミナルまでは無料のリムジンバスで移動し、コンビニで朝食を購入。その後、なにかあってもいいように?実家に出発報告等の内容を記した絵葉書を投函し、休憩ラウンジで新聞をチェックしてからいざ出発。 空席も多少あり、ゆったりとした1時間30分のフライトだった。
 
 そして函館空港に正午近くに到着。はるばる来たぜ函館♪~と心の中で叫んだ。
 空港から市内まではバスで30分近くとアクセスが良く、途中、湯の川温泉を通過しあっという間に函館駅に到着。
 すでに時計は午後1時だったが、駅前に広がる函館朝市を見学。平日の昼間とあって観光客も少なくお店の人も暇そうに談笑していた。
 市場内のお店で早速旬の海鮮丼(8種丼)をいただいた。
 その後、歩いて10分ほどのところにある今日から2日間お世話になる「ラビスタ函館ベイホテル」まで港沿いをぶらり散歩。ホテルで荷物を預けて、身軽になって函館市内見学に出かけた。

 初日で函館に来たばかりなので、徒歩で回れる範囲の元町公園、函館山の夜景に絞った。 まずは、坂の上にある元町公園を目指し、目の前に立ちはだかるドラマや映画の撮影場所としても有名な基坂を上ると、左に歴史の思いを感じる風格ある建物の五島軒。明治12年の創業から変わらぬ味を今に伝える北海道函館の老舗レストラン。 全国的に人気がある伝統の味「カレー」は東京日比谷公園松本楼も顔負け?
 
 坂を登りきると元町公園の一帯に出て、ペリー提督来航記念碑、旧函館区公会堂、函館支社新歴史館(函館市観光案内所)、旧イギリス領事官など名所を巡った。
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まだ雪化粧している山並みや函館港、そして宿泊ホテルが一望できた。しばし景色に見とれ、修学旅行生にまぎれて洋館や函館湾の景色などをバックに記念写真を撮ってもらった。  
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 観光案内所で日の入り時間など100万ドルの夜景にまつわる函館山についての情報収集をした。どうやら、夕方6:48とわかりその少し前に山頂にいれば、絵ハガキで見た夜景への移り変わりがわかる絶景に出会えるとわかった。
まだ時間が多少あったので、日中の教会群(カソリック元町教会、函館ハリストス正教会、函館聖ヨハネ教会)を眺めながら、ロープウェイ搭乗口そばの元町配水場で小休止。ここの井戸水?で水分補給。ロープウェイの前を通り、日本国に殉じた戦没者の霊をまつる函館護国神社に到着。
 箱館戦争終結後に明治政府が政府側の戦没者をまつるために建てた「招魂場」などがあるが、現在はなぜか縁結びの神として地元では有名のようだ。この度の安全を祈願してから函館公園まで足をのばし、函館湾の全景を眺めた。園内には動物園もあるようだが、日没の時間も迫ってきていたので、ロープウェイ入口から登山道を登って行った。
 日も暮れかけてきて初めての道でもあり遭難?の恐れもあるので、函館山ふれあいセンターに寄って登山道の確認と山道に咲く高山植物について説明を受けた。
 時間との戦いでもあったが、まだ日の入りまで1時間半ほどあったので、ゆっくり植物を眺めながら登山道を登った。7号目まで来るといっきに視界が開け、函館湾や宿泊するホテルも見えた。
 そして、函館山山頂(394m)に午後6時20分ごろ到着。日もだんだんと沈みかけてきて、山頂付近は風も強く肌寒かった。
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 お約束の看板前で記念写真を撮り、お待ちかねの夜景を今か今かと待ちわびた。
 いつの間にか山頂は人だかりとなり、絶景を見るための場所取りが始まった。函館の絶景を眺めていたら芸能人が視界に入った。「さまーず」と大江アナウンサーから変わった「狩野アナウンサー」がモヤモヤさまーずのロケを行っていた。
後日、函館編として放送されなんと私がかすかに映っていた。
 
 日も暮れてきて、あたりがだんだん暗くなってくるとあちこちから歓声が上がり、最後は100万ドルの夜景へと変わっていった。 それがこれだ!!
 
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 季節外れ?の寒さと強風と闘いながら、待ったかいがあった。
 帰りは、大渋滞になる前に早めに切り上げ、ロープウェイで下った。なんとたったの3分で・・。
 辺りは真っ暗で、標高差300m下り、建物があるのか、海風もなく快適。ライトアップされた教会群が暗闇に輝き、またも感動が・・これだ!!
 
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 今日は、昼間と夜の元町界隈を堪能できて大満足。
 帰りに函館ラーメンをいただき、体を温めてからホテルに帰った。するとまたうれしい驚きが。部屋は13階建ての10階で、窓がらは函館湾の絶景が・・。
 さらに、13階(屋上)の温泉からは、今登ってきた函館山や函館湾など絶景が拝めた。
 今日は半日歩いていたので足も張っていたが、温泉と湯上りのアイスクリームを食べながらの目前の絶景が疲れを十分に癒してくれた。
 
はるばる来たぜ函館旅行♪(その2)へ続く