tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

命の尊さについて(ドラマを見ての雑感)

 救急病棟24時やコードブルーなど救急医療を扱ったドラマを見ていろいろ考えさせられた。

 ドラマの中のせりふに「人の命に地位も名誉もお金も関係ない。今、目の前にいる患者の命を救うのが我々医者の仕事だ」というのが出てくる。
 信念や過激な労働条件(まさにここが問題だとドラマでも指摘している!)の中、使命感を持って命を救っていただいていることに感謝しても感謝しきれない。

 もちろん、時々、救いたくても医療の限界などで救えない現実にも直面しなければならない。
 その場合でも、最後まで患者へ心と体のケアをする医師や看護師たちには、頭が下がる。
 
 以前、フェルミ推定のことを述べたが、人の生と死も、終わりからさかのぼって考えていくと新たな発見があるかもしれないと思い、私の人生について視点を変えて考えてみた。

 死ぬ前に、自分の人生にまあ満足できただろうか、人に迷惑をどれくらいかけただろうか、悲しんでくれる人がいるだろうかなど・・。
 
 人生だれでも紆余曲折はあると思うが、いろいろ経験できただけでも幸せなのかもしれない。
 世界を見回すと、戦争や先天的な病気や貧困などによって、多くの命失われている。(生まれてくる前におなかの中で亡くなったり、生まれてすぐに亡くなっている命も多い)
 日本では、「厚生労働省 平成21年人口動態統計の年間推計」によると、出生数は106万9000人で、平成20年の109万1156人より2万2000人減と推計される。出生率(人口千対)は8.5となり、平成20年の8.7を下回る。
 一方、死亡数は114万4000人で、平成20年の114万2407人より2000人増と推計される。死亡率(人口千対)は平成20年と同率の9.1と推計される。
 死産数は2万7000胎、死産率(出産千対)は24.6と推計される。


 「世界がもし100人の村だったら」や「1秒の世界」などの本を見ると、身近なこととして疑似体験できる。
 今ここにある命に感謝しつつ、1日1日を大切にして生きていかなければという思いにいたった。果たして、今の私は、死ぬ間際に考えた時、どう映るのだろうか・・。これらのドラマを見て、ふとそんなことを考させられた。

(参考)
 世界がもし100人の村だったら 
(動画) http://www.youtube.com/watch?v=RcEqVPbXMSM

厚生労働省 平成21年人口動態統計の年間推計)
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei09/index.html