tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

ワールドカップサッカー南アフリカ大会開幕!

 ワールドカップ南アフリカ大会が開幕した。
 連日接戦で、見ごたえのあるゲームが多い。初戦ということで、どのチームも様子を見る展開かと思いきや、後半になると相手の戦術などがわかってきて、監督、選手ともども勝負を掛けてきて、ボール際の攻防や得点につながるパスも多くなり、お互いに得点チャンスも増える。
 
 ワールドカップでは、過去の実績などのランキングはほとんど関係なく、チーム状態や個々のへの勝負への執念で勝ったチームが勝っているように思う。また、先取点を取ったほうがかなり有利に試合を運べたり、高地での試合が多く、ボールの軌道が伸びたり、その結果、ゴールキーパーのハンブルによる得点も多かったりと試合を重ねた結果、ある種の傾向も表れてきた。
 1つは、シュートを打つことで、そのこぼれ玉を狙うなど少ないチャンスからでも得点が奪える可能性がある。
 日本チームも、競合相手に、なかなかボールは支配させてくれないだろうが、高い位置で奪ったボールで少ない人数でも速攻をしかけたり、1対1で勝負して、空いたスペースに走り込んで、シュートまでいくことで、少ないチャンスをものにし、組織的な守備で失点を最小限に防げば、試合に勝てる可能性は上がると思う。
 あとは、いかに選手交代で試合の流れを変えるか。これは監督の腕の見せ所だろう。
 
 強豪相手に、日本らしい、攻守の早い切り替えと後ろからの押し上げや飛び出しの動きなどができれば、勝敗関係なく本望だろう。特に次のオランダ戦は、ボール支配率では圧倒されることが予想されるので、連動して少ないチャンスをものにできるかがポイントになる。最後まであきらめない気持ちを持って戦ってもらいたい。
 必ずしも実力が上だからといって必ず勝てるとは限らないのがないのがサッカー。
 日本らしいサッカーができれば合格点だと思う。未来の日本代表を目指す、サッカー少年もたくさんTVを見ている。こんなプレーがしたいと子供たちに真似されるようなプレーを期待したい。
 
 南アフリカ共和国は、私にとって思い入れのある国である。
 1996年に訪れたときから、前年のワールドカップラグビーでの初出場初優勝に始まり、国中が盛り上がった。また、サッカーのアフリカ選手権でも優勝。
 将来はオリンピックかサッカーのワールドカップを開催したいといっていたのを昨日のことのように思い出す。あれから14年がたったが、やっと念願がかなった。
 まだ、所得格差や教育格差による就職差別や失業問題などで治安が安定しないが、この大会をきっかけに、世界中に南アフリカの現状と過去のアパルトヘイトの歴史もマスコミは取り上げて、世界中に人権尊重を訴えてもらいたい。
 21世紀は、アフリカの時代とも言われている。ぜひ、貧困や宗教、人種の違いによる内戦がなくなることを祈りたい。スポーツを通じて全世界にアピールするチャンスだと思う。
今年の梅雨は、サッカーとウィンブルドンテニスのスポーツ観戦にあけくれ、寝不足の日が続きそうだ・・。