tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

決勝トーナメントの戦い

  ワールドカップも後半戦に入り、一発勝負の決勝トーナメントの戦いが始まった。
 今回の大会では、予選リーグで力を発揮できず敗退する強豪チームもあり、何が起きるかわからない大会となっている。
 
  その要因はいくつかあると思っている。私なりに考えてみた。
南アフリカ特有の楽器ブブセラの騒音により選手同士、選手と監督の指示が聞 こえないなどのコミュニケーションが取りづらい環境が影響している。
 (ヨーロッパやアフリカの代表が苦戦したのは、海外のチームで活躍している選手が多く、普段から選手同士のコミュニケーションが不足しているから?)
②高地による試合や使用球の溝が浅く、ボールが遠くまで飛んだり微妙な変化が起こり、フリーキックやキーパーのハンブルからの得点が多く、試合展開に大きな影響を与えている。
③予選や直前の練習試合などで苦戦したチームのほうが、チームの結束力が高まっている。 (失うものはないという精神状態と国民の期待度も薄く、プレッシャーが少ないなかでのびのびとプレーできる)
 
 その他、先取点を取ったチームが、優位に試合を運べる。(どうしても負けているチームは前がかりになり、スペースが開いてカウンター攻撃を受けやすい)
 
  そこで、これからの戦いでは、負ければ敗退となるので、先取点を取ることが試合を優位に運べるかの鍵となってくる。
 おそらく、相手チームの研究が進んでいるとはいえ、最初はお互い様子を見ながら戦ってくることが予想される。
 決勝トーナメントに進んでくるチームは、どこも実力があるので、一瞬でも集中力を切らすと、あっという間に失点に結びついてしまう。
 
 日本の武器は、少ないチャンスで、一斉に攻撃に入り、後ろから追い越す選手をうまく使いながら、速攻でゴール前まで運び勝負することと、フリーキックだと思う。
 そのためにも、多少無理な体勢でも、フォワード陣は、ここぞというときは勝負を掛けて1対1の勝負をして、ペナルティーエリア近くで反則をもらうというのも戦術に入れておくべきだろう。
 そして、ミドルシュートを打ってこぼれだまを狙うなど、少ない人数でも打開できる戦略も必要だろう。 
 
 日本チームは、デンマーク戦で、思い通りの戦いができて自信や結束力も高まっているので、組織でしっかり守ってもらいたい。
 決して1点リードしたからといって傍線一方にならず、前線でためを作って、後ろから押上げを待ってカウンター攻撃でもう1点を取り相手の戦意を喪失させる展開になることを期待したい。
 これからの対戦チームはどこも、劣勢を一発で打開できる個人技を持った選手を要するチームなので、零点で抑えるのは難しいだろうが、そのためにも先取点を取ることで相手の焦りを誘う展開になればと思う。
 
 いろいろ思うことを書いたが、そのとおりにならないのもサッカー。
 最後は、目標に向かって、選手が持てる力を十分発揮してもらえれば、結果は後からついてくるし、負けても実力の違いだとあきらめもつく。選手にとっても何度も訪れる舞台ではなiい。次に続く世代や控え選手のためにも、悔いの残らない試合をしてもらいたい。