tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

アメフトって?

  体を動かして汗をかくことは、食べること、寝ること、恋をすること?とともに人間の本能として備わっているものなのかもしれない。心身の健康にいいことはもちろん、コミュニケーションも図れるので痴呆症対策にも有効だろう。
 4枚の羽のついたボールを手で打ち合う、バレーボールタイプのような「インディアカ」、カナダ生まれの「キンボール」など、最近では、体育館などで高齢者にも優しいニュースポーツとして楽しむ光景をよく見かける。
 
 ニュースポーツといったら失礼に当たりアメリカの方を敵に回してしまうが、アメリカンフットボールは、私にとってはニュースポーツの部類だった。
 正直、ルールはあまりよくわからず何度かテレビで見た程度の知識しかなかった。学生時代からフットボールといえば、サッカーかラグビーだったので・・。
 ラグビーは、テレビ中継も多く、学生時代は毎年、秩父宮や国立競技場に足を運んで観戦したので、ルールはもちろん、戦術なども詳しくなった。
 ラグビーの楽しみは、戦術よりも畳み掛けるような連続攻撃やゴール前の攻防、スクラムなど接点とパス回しだろう。
 
 一方、アメフトは、戦術がかなり重要なポイントとなるようだ。
 一回一回プレーがとまるので、ちょっと見ていて物足りなさを感じたが、ランやパスでタッチダウンというシーンは最大の見所。
 
 昨日、12月20日(月)の試合(社会人ナンバーワンを決めるX BOWL)は、両チームともディフェンス力が高く、得点がなかなか入らない試合だったが、ルールがわかってくるとそれなりに楽しめた。
 
 プレーの中断が多いので、観客をあきさせないようにするためなのか、各チームのチアリーダーたちが一生懸命自分のチームを応援する。
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 ハーフタイムには、プロバスケットボール同様、チアリーディングの披露もある。柔豪織り交ぜたエンターテイナーとしても楽しめる。
 
 
 
 しかし、一瞬の攻防でプレーがなかなか継続しないのは、ラグビーを見慣れているせいか物足りなさは感じた。
 また、特に両チームとも守備が堅く、パントが繰り返され、ビックプレー(ランや長いパス成功)がなかったのもあるかもしれない。イメージ 3
 そのせいか、ハーフタイムの谷村奈南さんのアカペラ熱唱とチアリーダーの演技の方が印象に残った・・。
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 試合は、オービックシーガルズが、パナソニック電工インパルスを20‐16で破って優勝!パナソニックは第4クオーターで逆転し見せ場を作ったが、終始押していたオービックに再逆転された。
 正月には、早稲田大学を破り学生王者(甲子園ボールを制した)立命館大学と対戦する。
 基本ルールがわかったので、今までとは違った見方ができるかもしれない。
 
 
(素人でもわかる?ルール解説)
攻撃側は、最初にプレーした時点から4回までの攻撃で10ヤード(約9m)陣地(ボール)を進めなければ、ターンオーバーで、相手の攻撃となる。
・攻撃側のチームは、前方へのパスは1回の攻撃に1度だけ。後方へのパスは何度投げても良い.
・ 攻撃側は、陣地の最低10ヤードを繰り返し、最終的に敵のゴールラインを超えると、タッチダウンとなり6点入る。その後のキックも成功すると1点追加される。
・ 敵陣近くまで来たが、4回目の攻撃で、10ヤード前進が難しいと判断した場合は、キックでゴールを狙い、成功すると3点入る。
・1クオーター15分で、4クオーターまであり、合計得点で勝敗が決まる。
・ただし、時間との戦いもあり、プレーがフィールド内でクラッシュ(防御)された場合は、次のプレーまでの時間が止まらないので時間があっという間にたってしまう。
・攻撃側は、ランやパスなどを成功させた後、フィールドのタッチラインの外に出されれば、次のプレーまでの時間が止まる。
・反則への対応は、罰退(後ろに下げられる)。軽い(わざとではない)反則は5ヤードの罰退。中位の反則は10ヤードの罰退。重い(ひどい)反則は15ヤードの罰退が適用される。
 
パントとギャンブル
3回目の攻撃終了時点で残った距離が長い場合は、通常「パント」と言うプレイを選択し、攻撃権を放棄する事が多くなる。最後の攻撃(4回目)はキックオフの要領でボールを敵陣深く蹴り込み、攻撃権を放棄する替わりに相手チームの攻撃を不利な位置から始めさせるプレイが「パント」
 残った距離の多い場面で4回目の攻撃を強行するのは「ギャンブルプレイ」。4回目の攻撃でファーストダウン更新(10ヤード前進)に成功すれば引き続いて攻撃できるが、失敗すると自陣エンドゾーンに近い所で相手に攻撃権を渡してしまう事になり、大ピンチになる。ファーストダウン更新までほとんど距離がない場合や負けていて試合残り時間が少ない時などに行われる。
 
 
(参考)
 アメリカンフットボールの基本がわかる