tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

人生最大のお買いもの・・

 資産家の方や先祖、親から譲り受ける土地建物がある方は別だが、大部分の方にとって人生最大の買い物は「マイホーム」だろう。
 
 マイホームといっても、賃貸派VS購入派、マンションVS一戸建て、新築VS中古、駅前VS郊外・・そしてこれらを組み合わせながら、購入予算や住環境などライフスタイルをベースに決まっていく。
 
 購入予算を考える上で、切っても切り離せないのがその世帯の年収(収入-支出)と資本金(頭金)だろう。
 収入ではダブルインカム(共働き)か一馬力か、、資本金では貯蓄、親の贈与があるかがポイント。
 また、支出は、固定費(光熱水費、通信費、保険料など)、変動費(交際費、食費、趣味娯楽費、お小遣いなど)に分けられる。
 
 収入を増やし支出を減らせば年収が増え、購入予算も上昇するが、必要以上に我慢(変動費の削減や残業などで体を壊すなど)が続くと、健康を害したり精神状態が悪化し家族関係の崩壊へと繋がるなどかえって支出の増加へと反転してしまう。
 
 右肩下がりの日本の経済財政状態下で、少子高齢化(2000年には3.6人で65歳以上の高齢者一人を支えていたが、2025年には1.8人で65歳以上の高齢者一人を支えなければならない)や終身雇用の崩壊も加わり、収入増はあまり期待できない将来予測のもとでは、固定費の削減、特に家計に占める支出の割合が高い保険の見直しが重要だろう。住宅購入に際して、ローンを組む段階で必ず保険を見直す機会があるので、余計なところに保険を掛けていないかチェックしておきたい。
 
 
 
 また、住宅を購入した場合、ほとんどの方はローンを組むことになる。
 その際、市場の状況を見極めて税制、ローン金利などを味方につけて、購入のタイミングが将来の支払額に大きく影響してくる。これらは、国の政策で決められているので、数年おきにに変わってくる。
 特に住宅ローン減税、親からの住宅資金贈与に対する税の軽減などは、住宅購入を活発にしてもらうことで、景気の底上げを期待しているのだろう。
 
 政府の後押しもあり、まさに今が、住宅購入の買い時ではある。とはいえ、高い買い物なので、税制や金利が低いからといって、安物買いの銭失いにならないようじっくりと検討して行ってもらいたい。
 また、高い金利でローンを組んでいる方は、繰上げ返済や金利差1%以上、ローン残高1000万円以上、返済期間10年以上ローンが残っている場合は借り換えを検討したほうがいいようだ。
 
 
例えば3000万円の住宅ローンを35年、固定金利で元利金等返済(ボーナス払いなし)で組んだ場合、金利によってどれだけ壮返済額が違うか計算すると・・以下のとおり。
 
金利  毎月の返済額  利息の総額   返済額の総額
1%   84,686円     557万円    3557万円
2%   99,379円    1174万円    4147万円
3%  115,455円    1849万円    4849万円
4%  132,832円    2579万円    5579万円
5%  151,406円    3359万円    6359万円
 
(余談)
先進国の中で、日本は圧倒的に債務残高が多い。人口減少に反転するなかで、債務返済のために将来消費税などの税率が上がる事が予想され、個人負担が重くなる。
また年金制度も今の現役若手世代は、将来もらえる年金額はおそらく今より減るだろう。もしかしたら70歳定年制になっているかもしれない・・。
 
 現在の状況下で将来の年金額を計算する簡単な方法は、以下のとおり。
①5,500円×38歳時の年収の百万の単位(400万円台なら4)×勤続年数(20歳から60歳なら40年)
 
 年間の年金受取額=789,700円+①
老後のための貯蓄がないと、約200万円の年金(月18万)ではとても生活できない・・。
 
 
(参考)