今日、昼休みに某役所に確定申告の用紙をもらいに行ったところ、そこのロビー待合室での一角でアンネフランクにまつわる展示が行われていたので観覧してみた。
子供でも分かるように解説も分かりやすく、貴重な当時の写真も満載で彼女を中心に一家の過酷な人生が彼女の生い立ちを紹介する中で描かれていた。
今から、約68年前に実際に起こった歴史の事実が一人の少女の日記によって現代に伝えられている。
余談だが、私が大好きな女優オードリヘップバーンが「アンネの日記」に描かれるアンネの生い立ちとあまりにも自分の境遇が近かったため映画出演を断ったのは有名な話だ。
ホロコーストを描いた映画や本は多数世に出ているが、「アンネの日記」は純粋なユダヤ人の少女アンネが、十三歳の誕生日からナチスに捕まるまでの二年間を書き綴った日記。ユダヤ人たちの生活や、潜伏生活について彼女の目を通して様々な日常が書かれている。中学生の少女の心の叫びが日記を通じて今に伝えている。
そして、ナチの強制収容所に収監されたある一家の物語で、子供の目を通じてゲームと称して収容所で起きた出来事をユーモラスに描く“『ライフ・イズ・ビューティフル』。
展示はアンネの生涯を分かりやすくたどっていた。後半は、「アンネの日記」と出会った日本人少女まちよが様々な疑問を調べるためアンネの足跡をたどりながらもう少しくわしく歴史を学ぶ構成。
- タイトル
- はじめに
- アンネのバラって知ってる?
- アンネが生まれた
- そのころのドイツ 不安な時代
- ヒトラーあらわれる 「私にドイツをまかせてくれ!」
- ユダヤ人への迫害はじまる いじめ、差別、暴力
- ナチスから逃げる オランダへ引っ越し
- 戦争がはじまる オランダにもナチスがきた
- 黄色い星をつけろ 「ユダヤ人」と分かるように
- 呼び出し状がきた 「収容所に出頭せよ」
- 隠れ家への秘密の入り口 本棚の向こう側に・・・
- 息苦しい共同生活 「大人たちはけんかばっかり」
- アンネの日記 書いているときは自由になれる
- ペーターが好きになりました アンネの恋
- アンネ、逮捕される 「ユダヤ人がいるぞ!」
- アンネ、15歳の死 もっと生きたかった
- アンネの日記、本になる ただ一人生きのびた父の思い
- まちよの疑問、オランダへ行く
- Q&A「アンネはどうやって2年も隠れていたんだろう?」
- まちよの疑問、ポーランドへ行く
- Q&A「なぜユダヤ人が殺されたの?」
- まちよの疑問、イスラエルへ行く
- Q&A「アンネのことを覚えている人はいない?」
- まちよの疑問、ベルギーへ行く
- Q&A「アンネのバラってなに?だれがつくったの?」
- まちよ、日本全国歩く
- 「アンネのバラが日本中に広がっているよ」
- 黒川万千代さんのこと
- この展示を見てくれたみんなへ
- 平和と希望のシンボルとなったアンネのバラ
- 年表
- 年表
- 本を読んでみよう
参考