tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

私の人生に影響を与えたアニメ(幼少期・少年期編)

 今回は、日本が世界に誇る文化であるアニメ(一部漫画)について振り返ってみる。

 私が幼少期の頃、おそらく今でも名作と語り継がれるような作品がいっぱい登場していた。
 その中でも子供心に印象に残り、今でも深く印象に残っている作品をいくつか挙げてコメントする。
 
 幼少期は、世界名作劇場松本零士作品などの冒険ファンタジーに、青年期は、スポ根ものや男女の純愛や微妙な機微を描くスタジオジブリ作品に影響を受けたようだ。

★幼少期(~小学校4年生くらい)
フランダースの犬
 *物語の全容ははっきり覚えていないが、ネロとパトラッシュ(犬)の友情と雪の降りしきる中、一度見てみたかったアントワープの大聖堂の壁画を目の前にして天に召される2人の姿に涙したことを覚えている。この頃のアニメは、最後はハッピーエンドで終わるものが多かったが、この作品は悲劇で終わるので、子供心にすごく印象に残った。
 最終回「第52話 天使たちの絵」の悲劇的なシーンのセリフ「パトラッシュ・・疲れたろ・・僕も疲れたんだ・・何だかとても眠いんだ」やBGMで流れたアベマリアや賛美歌「主よ御許に近づかん」などがこのラストシーンをさらに際立たせた。上野の国立西洋美術館に行くと、このシーンを思い出させてくれる絵画がある。ファンの方は、是非1度訪れていただきたい。
  
②母を訪ねて3千里
 アルゼンチンへ出かせぎに行ったまま、連絡がない母をたずねようと、少年マルコはたったひとりでイタリアのジェノバコロンブスの故郷)を旅立つ。
 ペッピーノ一座や旅先で出会う人々のあたたかい応援を受け、わずかな手がかりをたよりにお母さんを探しつづける。

*早く母に会えるといいなーと思いながら、困難に立ち向かうマルコの姿を画面を通じて応援している自分がいた。
 このアニメを見て、世界は広いなー(地球は丸いのだな)と実感した。 愛嬌のあるサルのアマラオも可愛いかった。

③アライグマラスカル
 動物好きの少年スターリングは、森で母親を亡くしたあらいぐまの赤ちゃんを見つけ「ラスカル」と名づけて大切に育てる。かわいいラスカルはたちまちみんなの人気者になるが、ある日、トウモロコシの味を覚えたラスカルは、村の畑を荒らして騒動を起こし、スターリングを困らせることに・・。
 やがて、スターリングにとって大きな決断の時がやってくる。
 
*アライグマという動物をこの物語ではじめて知った。愛嬌のあるラスカルと少年の心温まる交流と少年から大人へと成長する過程を動物を通じて学んだ。

④ニルスの不思議な旅
 20世紀の初頭、スウェーデンの南部スコーネ地方のある農村からお話は始まる。主人公の少年、ニルスはとんでもない腕白坊主で、動物虐待をしたりいじめたりして両親を困らせていた。ある日一人で家に居たニルスは妖精を捕まえてその怒りを買い、魔法で小さくされてしまう。
 ここぞとばかりにこれまでの仕返しをする家畜たち。それから逃れるために、ちょうど上空を通りかかったラプランドに向かうガンの群れに加わろうと飛び立ったガチョウのモルテンに飛びついたニルスは、そのままモルテンやガンの群れと共に旅を続けることになる。
 
*旅の中でさまざまな危険や、不思議な経験、楽しい出来事に遭遇しながらニルスは優しい少年に成長していく過程が見所。
 吾輩は猫である同様、人間の視点ではなく動物の視点から、世の中を見るとどうなのかがよくわかった。相手の立場にたって物事を考える思いやりの心の大切さや痛感した。


⑤小鹿物語
 舞台は自然豊かなフロリダ州の田舎。気弱な少年ジョディは父親が殺した雌鹿に連れ添っていた子鹿を飼い始め、フラッグと名付ける。フラッグとの生活の中でジョディは楽しい日々を送るが、やがてフラッグは作物を食い荒らすようになる。フラッグは柵を飛び越え、森に放しても戻ってきてしまう。父から銃を渡されたジョディは自らフラッグを撃ち殺し、悲しみにくれて家出する。やがて家出から戻ってきたジョディの心は少年から大人へ成長していた。
 
*アライグマラスカルと同じような展開だったが、動物を飼うことは、ただ可愛いからではすまないという現実を思い知った。

小公子セディ
ニューヨークの下町で育った心優しい少年セディ。ある日、イギリスからセディを迎えに遣いの者がやってきて、伯爵の息子だった父の死により、セディが唯一の後継者として選ばれたと知らせを受ける。
 そして、イギリスへ渡ったセディを待っていたのは、とても冷たい態度の伯爵であるおじいさんだったが、セディの純真な気持ちが、だんだんとその閉ざした心を溶かしていく。
 
*純粋な心を持つことそして、人に接していくことで、人々との信頼が築かれていくことを学んだ。
 
小公女セーラ
 裕福な家庭に生まれ育ったセーラは、ロンドンのミンチン寄宿女学院に特別寄宿生として入学する。
 その心優しい振る舞いと、分け隔てのない性格で、セーラはたちまち学院の人気者になるが、父の破産と突然の死によって、セーラの運命は一変する。身寄りもなく無一文になったセーラは、学院のメイドとして働くが、院長の嫌がらせやクラスメイトのいじめが始まり、耐えていく。しかし、最後にどんでん返しが・・。

*つい最近、志田未来主演のドラマも放映されていた。韓国ドラマ同様、身分の差によるいじめに会いながらも、そこから多くのことを学び、お金持ちに戻ったときに、人間的に成長して他人の心を思いやれる女性に成長している。

*立場を変えて、考えたり、自分が受けた嫌なことを反面教師にして、他人の気持ちになって行動することの大切さを学んだ。また、過ちを許す心の寛容さも大切だと実感した。 


★少年期(小学校5~6年生)
①キャプテン
 ちばあきおが執筆した、人気の青春野球漫画のアニメ化。野球の名門・青葉中学から、墨谷二中に転校した谷口タカオは、二中の弱小野球部の面々から実力以上に期待され、キャプテンにまで選ばれてしまう。だが二中野球部のメンバーそれぞれに好感を持った谷口は、隠れた努力で期待に応え、仲間と共に段々とチームを強化していく。

*現状を受け入れ、目標に向かって努力することの大切さを痛感した。少年野球に明け暮れていたが、この物語を見て、早朝ランニングや自主トレーニングをし始めたことを昨日のことのように思い出す。
 私は、結構ドラマに影響されやすいようだ。

キャプテン翼
 高橋陽一が「週刊少年ジャンプ」に連載した大人気サッカー漫画のアニメ化。男女を問わず絶大な反響を呼び、サッカーブームにも影響を与えた。幼少時よりサッカーボールを親友としてきた少年・大空翼は、修哲小の強豪ゴールキーパー若林源三との対決で実力を発揮。転校先の南葛小のサッカー部に入部する。元ブラジル遠征選手・ロベルト本郷や名パートナーの少年・岬太郎と出会った翼はさらにサッカーに情熱を燃やす。

*ちょうどこのアニメの主人公とと同世代で、同じくサッカー小僧だった。サッカー好きになったきっかけとして小学校の担任の先生と同じくらい影響を受けた。
 オーバーヘッドシュートやリフティングなどこのアニメを通じて習得した技術も数知れず。

ドラえもん
 何をしても駄目な小学生、野比のび太と、22世紀から来たロボット・ドラえもんの日常生活を描いた作品。現代と過去未来をタイムマシンで行き来する。

*どこでもドアやタケコプターなど、こんな道具が合ったら、いつでもいきたい所や時代につれて行ってくれるので便利でいいなーと思っていた。
 しかし、大人になってみると、未来は、自分で開拓していくのがいいのではと思うようになった。わからないからこそ、可能性があるのではということをこのアニメで気づかされた。

宇宙戦艦ヤマト
 西暦2199年、地球は宇宙人・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラス冥王星に前線基地を建設し、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。
 14万8千光年の彼方、大マゼラン星雲のイスカンダル星に向け、1年以内に帰還しなければ人類滅亡という状況下、宇宙戦艦ヤマトは人類最後の希望を託されて発進する。
 ヤマトはガミラス帝国と戦い、未知の宇宙空間における障害を乗り越えながら、イスカンダル星を目指して行く。

*宇宙は広く、可能性に満ちたところでいつか行ってみたいと子供心に思った。もしかしたら、宇宙飛行士の方の中に、このアニメに影響を受けた人がいるのではないかな?
 また、地球環境問題や戦争の悲惨さ、また、古代とでスラーとの関係を見ていて、敵であっても信義則を守り相手を尊重することの大切さを学んだ。 
 古代進と森雪、島とスターシャとの恋愛にも心ときめかしたかな。

銀河鉄道999
 舞台は、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界の西暦2221年。宇宙の多くの裕福な人々は「機械の身体」に魂を移し替えて機械化人となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることが出来ないばかりか、機械化人の慰み者として迫害されていた。そんな中、無料で「機械の身体」をくれるという星を目指して、主人公の星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込み、立ち寄り駅でいろいろな出来事に遭遇しながら、永遠の命よりも寿命のある人間のほうがいいと気づく過程が描かれている。

*子供心に命の大切さや限られた命であるからこそ今を真剣に生きられるのかもしれないと考えさせられた。また、あの当時、神秘的な美女メーテルに少し恋心を抱いた。

あしたのジョー
 落ちぶれたボクシングトレーナー丹下段平が、不良少年“矢吹丈”と出会うところから始まる。丈のボクサーとしての可能性を見いだした段平は、その才能を開花させようとする。さらに少年院でのライバル“力石徹”との出会いによって、丈はどっぷりとボクシング人生にはまっていく。
 試合で好敵手・力石を死なせてしまい、失意のままにふいと失踪した矢吹丈だったが、リングに復帰する。だが本人の意識しないところで彼は、ボクサーとしては致命的な弱点を抱えていた。そんな彼に挑戦してきたのは陽気な無冠の帝王・カーロスリベラ。そして、彼を廃人に追い込んだ世界チャンピオンのホセメンドーサとの死闘など見所満載。当時の少年たちををとりこにした。

*ボクシング人気にに火をつけた作品。おそらく、ボクサーの中でこの作品に影響を受けたものは多いと思う。その後、「がんばれ元気」や「はじめの一歩」などボクシングの連載漫画が出てきたが、やは0ハングリー精神や男の友情や真剣勝負を描いた作品はこの作品だろう。