tomohappiestの日々是雑感

日常生活でのふとした出来事から大イベントまでその時感じたことを書いていこうと思っています!!

図書館のすすめ

 これから梅雨に入ると、いつもより外出の機会が少なくなる。
 人それぞれ梅雨の時季の過ごし方はあると思う。近くのスポーツジムで汗を流して、気分爽快、体力増強(維持)すもよし。レンタルビデオ屋でDVDやCDを借りて映画・音楽鑑賞するもよし。美術館等で芸術に浸るもよし。
 
 室内競技、卓球やダンスや陶芸、書道、絵画・・と結構天候に左右されず楽しめることはある。
 私は、来るべき夏の旅行(登山)シーズンに向けて,体力をつける時季と位置づけているので、体を鍛える絶好の機会だ。

 人それぞれ趣味や楽しみはあると思うが、私にとって、梅雨時、スポーツジム同様、半日いても飽きない場所がある。
 
 それが 図書館。図書館というと、受験勉強などでお世話になった方も多いと思う。黙々と(試験)勉強するところというイメージを持つ方もいるだろうが、最近は、DVDを観賞できたり、雑誌を読めたりととても敷居が低くなっていて、誰でも楽しめる工夫がなされている。
 さすがに、DVDは最新に近いものはないが、結構古い映画で名作といわれるものもあり、新たな発見があったりするのではと思う。
 子供向けのコーナーも充実していて、まちの本屋さんよりもいろいろなジャンルを抑えている。紙芝居やアニメなどもあり、十分楽しめると思う。
 また、公共の場では騒いではいけないということをわからせるにもいいかもしれない。(最近の中高校生で、電車の中でも平気ででかい声で話しているのを聞くと、小さい頃の公共でのマナーやしつけは大切だとなと思う。)
 
  そして、図書館によっては、DVDを観賞できるブースもあったりする。
 何を隠そう、私が映画好きになったきっかけは、大学時代、授業の空き時間(途中から授業を空かせた時間も含む)や放課後に大学図書館で観賞した古い映画のLD(その当時はDVDはなかった)を観賞したことだった。
 
 特に、ルフレッドヒッチコック、ビリーワイルダー、ウィリアムワイラー監督作品やオードリヘップバーン、チャールズチャップリン主演作品、そしてアカデミー賞受賞作品など名作をたくさん見たことで、映画のとりこになった。今思うと情操教育にも絶大な効果があったと思う。
 喜劇のなかにも哀愁漂う作品やロマンチックコメディー、登場人物の心理描写やものの仕掛けが巧みなサスペンス(謎解き)、そして、社会派からは、平和の尊さや人権、家族のあり方など人生で起きうる出来事や世の中の出来事などを映画から学ばせてもらった。
 
 それ以外にも、外国文化や宗教、文化遺産や観光地、そして音楽などとも出会いもあり、憧れや感動も沸き起こったりした。おまけに生きた外国語の勉強にもなり、映画は、あらゆる要素が複合的に含んだ総合的な芸術作品だろう。
 本同様、きっと私の人生において、映画とは切っても切り離せない一生付き合っていくことになるだろう。
 
 映画や本と出会える図書館は、私にとってはなくてはならない施設だ。特にこれからの時季は、利用回数が増えるだろう。
 本屋さんにはない貴重な本や古い本もあるので、是非、地元の図書館に一度足を運んでみたらいかがだろうか。